映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」主題歌として9/13(水)に発売が決定している、山下達郎記念すべき通算50枚目のシングル「REBORN」のミュージックビデオが遂に完成し公開された。
「REBORN」は全世界累計800万部を突破し、「東野圭吾作品史上、最も泣ける感動作」と高い支持を受けている原作の映画化作品「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のために山下達郎が書き下ろした楽曲で、原作で登場する「再生」という曲を映画で「REBORN」として具現化するという非常に難しい作業を経て誕生した感動の名バラード。
物語は、郵便受けを介して過去と現在が繋がるナミヤ雑貨店が舞台。過去から悩み相談の手紙が届く不思議な場所だ。悩み相談をしてきた一人、プロのミュージシャンを目指していたが、なかなか芽が出ない魚屋の息子・松岡克郎(林遺都)は、ナミヤ雑貨店とのやり取りを通して、家業を継がず自分の才能を信じ続けて生きることを決断する。彼が葛藤の中作りあげたのが名曲「REBORN」だ。彼が慰問で養護施設に訪れ「REBORN」を披露したとき、そこにいた音楽の天才少女セリ(門脇麦)。セリは「REBORN」に感銘を受けるも、その夜施設が火事になり、克郎は逃げ遅れたセリの弟を助ける為に火の中へ飛び込み、志半ばにして亡くなってしまう。その後日本を代表するミュージシャンに成長したセリは生きる限り、克郎への恩返しの為に「REBORN」を歌い続ける・・・。「REBORN」は主題歌としてだけなく、過去から現在へ歌い継がれている楽曲として、映画の主軸となっている。
この物語を具現化した山下達郎「REBORN」のミュージックビデオは映画の世界観を踏襲し、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を監督した廣木隆一が撮影を行った。映画にも出演している新進気鋭の女優、門脇麦を起用。亡くなった父親との思い出を噛みしめながら、父親への感謝を胸に前向きに生きようとする一人の女性を熱演、映画・そして楽曲のテーマである、時代を超えて受け継がれるを表現した感動の作品となっている。このミュージックビデオの撮影は8月上旬に富士山にて行われたが、当日は奇しくも門脇麦の誕生日。スタッフからアウトドア用のハットをプレゼントされ、山登りの好きな門脇麦は大変喜んでいたとのこと。
また劇中でセリ(門脇麦)が歌う「REBORN」もこのたび山下達郎のCDに収録が決定。山下達郎のオリジナルとはアレンジが異なり、アコースティックギターを基調としたサウンドにセリ(門脇麦)の透明感のある歌声が乗り、シンプルながらも楽曲の良さを心地よく感じられる素晴らしい楽曲となっている。尚、山下達郎の作品に他者が歌う音源が収録されるのは初の試みとなる。(注釈:クリスマスイブ2014Versionで竹内まりやの歌うThe Christmas SongがSpecial Medleyの1曲として収録された実績あり)劇中でも使用されたシーンを中心に再編集されたセリ(門脇麦)のミュージックビデオも制作されており、山下達郎のミュージックビデオと同時に公開が決定した。