そんな加治ひとみからボイス・メッセージが到着!2週連続でお届けします。さらにメール・インタビューでは、デビューが決まった時の心境からアルバム制作について、そして作詞方法、今後の目標までタップリ語ってくれました。併せてお楽しみください。
──TGA(東京ガールズオーディション)2014 アーティスト部門グランプリを受賞し、今年1月27日にデビューミニアルバム『ルール違反』をリリースされた加治ひとみさんですが、アーティスト・デビューが決まって心境の変化はありましたか? また、周囲の反応などは、いかがでしたか?
心境の変化としてはやっぱり全てが変わりました。
普段何気なく食べているものや、生活スタイルを見直すきっかけになりました!
プロとして歌を歌うために体や喉が一番の生活スタイルに変わりました。
心境というより環境ですかね(笑)。
周りの反応は、実はあまり変わりませんでした。
もともと自由な感じで生きてきたからでしょうか(笑)。
でもおめでとうの連絡はたくさんの方に頂けて嬉しかったです。
──デビューミニアルバム『ルール違反』の制作は、いつ頃からスタートされたのでしょうか? また、制作にあたって、特にこだわったのは、どのようなところですか?
オーディションに受かってからすぐ制作はスタートしました。こだわったのは特に詞先曲です。
世界観を重視し、歌詞優先で音や構成を考えたので、大変でしたが楽しかったです。
──アルバムタイトルと収録曲は、どのように決められたのですか?
実はタイトルの決定や収録曲などはそんなに悩んだりはしませんでした。
直感で「ルール違反」という曲ができた時にはタイトルになると思っていましたので(笑)。
──加治さんご自身が全曲の作詞を手掛けていて、情感溢れる歌声と相まって歌詞がリアルに伝わってきます。ちなみに、作詞は、いつ頃から始められたのですか? また、どのように歌詞を書かれるのでしょうか?
楽曲用に歌詞として書き始めたのはここ最近です。
ただ10代の頃から毎日日記という名のポエムをつけていたので、それが今の歌詞の全てになっています。
歌詞を書くときは大体、トイレだったりカフェだったり色々ですが、何か感じたらその場ですぐメモをします。
たとえ彼氏とケンカをしていてもメモをしますね(笑)。昔からのスタイルです(笑)。
なのでストックだけでいったら完成に近いもので300くらいはあります。
──今作のレコーディングは、いかがでしたか? Jazzin’ parkの栗原暁さんと久保田真悟さんが作曲、アレンジを手掛けていますが、制作をご一緒されて、いかがでしたか?
jazzinさんのお二人とはたくさんお話をさせて頂きました。
音楽の話やプライベートな話まで(笑)。
お互いを知ることで作品作りはとてもスムーズにできたんじゃないかなと感じています。
とにかくお二人は優しくてかっこいいです(笑)。
レコーディングでは、かぢが悩んでいると曲に合う譜割りだったり、歌い方だったり、一緒に考えていただいたりもしました。
苦労した曲は「As Iam」ですかね。ロック初挑戦だったので。
──それでは、収録曲についてお聞きします。1曲目のタイトルナンバー「ルール違反」は、どのような楽曲に仕上がりましたか?
「ルール違反」は、かぢは言葉の世界観をより表現するために大体の曲を詞先で作りました。
よりリアルなメッセージを伝えたい時は、歌詞を書いてそれからメロディーをつけてもらっています。
「言葉の持つ力や想いを優先したい」、「ルール違反」はそんな想いで作りました。
歌詞のストーリーとしては、かぢが19歳の時の実体験を元に書いています。
彼氏の帰りを待つだけの人生を送っていて、自分の存在理由や自分の価値は?など色々悩んでいて。
だからこそ自分を必要としてくれる彼じゃない誰かに会いに行く。
女性の弱さとリアルを表現した曲になっています。
──「ルール違反」のミュージックビデオは、どのような作品に仕上がりましたか?
「ルール違反」のMVで、かぢがどうしても伝えたかったのは口紅を拭うシーン。
誰かにしてもらうんじゃなくて自分の意思で自分の足で立ちたい、歩きたい道があるそんな想いを込めてMVの打ち合わせや撮影をしました。
──4曲目の「タイムマシン」は、「ルール違反」から一転、華やかでキャッチーなアップチューンです。作詞は、どのように進められたのですか?
「タイムマシン」だけは過去の日記からでは無く、オーディションに受かった後に書いたものなんです。
いろんなジャンルの女性が、過去に後悔を抱えながらも未来に向かって歩いていく、だから歌詞にもあるように《タイムマシンなかいらない》と過去なんか気にしないと強い意思が伝わるフレーズにしました。
そしてMVでは4人の女性を演じました。OLだったり学生だったり、かぢ自身だったり、それをこのMVでは全部自分の私服でやらせていただいたのもポイントでありチェックしてほしいところです。
──続いて、5曲目の「As I am」は、「生まれたついでに 生きてくなんて もうしたくはないんだ絶対」、「世の中のルールや 価値観なんて もう聞き飽きたわ充分」などのフレーズが強烈です。タイトルどおりに、この曲の歌詞が加治さんの素顔だったりしますか?(笑)
「As Iam」の歌詞はそのまま日記にあった言葉を抜粋しています。
だからリアルに感じていただけるのかなと思います。
誰かのいいなり、誰かの言葉に怯えながら生きるのはもったいない、それを「生まれたついでに生きる」と感じたんだと思います。
歌詞にもありますが、目的地もわからず地図だけあってもどこにも辿り着けない。だから周りがなんと言おうが自分らしく自分の道を進もう、そんなメッセージが込められています。
「As I am」とは私らしくという意思を込めています。
──デビューミニアルバム『ルール違反』を通して、リスナーにどのような想いを伝えたいですか? もしくは、どのようなところに注目して聴いてもらいたいですか?
『ルール違反』は誰かのために書いたというより、かぢ自身の人生をそのまま書いた作品になっています。
でも、もしこのアルバムを聴いて共感や前向きな気持ちになっていただけたらとても嬉しいです。
──『ルール違反』のリリースから新たなスタートを切りますが、「アーティスト・加治ひとみ」の今後の抱負、目標をお聞かせいただけますか?
新たな目標は、まずワンマンライブを目標にしています!
またそのライブで、バックステージにお客様を招待して、女子会のようなミートアンドグリートをやりたいです!
ライブの感想やプライベートやそこから、生まれる曲も素敵かなと。
最新情報はぜひ、オフィシャルHPをチェックしてください。
SNSもぜひ見て頂きたいです。
1. Recollection(Overture)
2. ルール違反
3. 共犯者
4. タイムマシン
5. As I am
6. mean
7. Let it shine
【CD情報】
[初回盤 CD+DVD]
ミニアルバム
avex trax
発売:2016.01.27
AVCD-93264
2,800(税抜)
CD購入
[通常盤 CD Only]
ミニアルバム
avex trax
発売:2016.01.27
AVCD-93265
1,500(税抜)
CD購入
オフィシャルサイトはコチラ!
style=”display:inline-block”
data-ad-client=”ca-pub-3715966179854991″
data-ad-slot=”3807410519″>
LIVE SDD 2016
FM OSAKAが推進する飲酒運転撲滅のための10,000人ライブに出演決定!
日時:2016年3月27日(日) 開場14:00 / 開演15:00
会場:大阪城ホール
出演:STARDUST REVUE(SDDプロジェクトリーダー) / TRF(SDDプロジェクトリーダー) / MINMI / 家入レオ / Silent Siren / 和楽器バンド / 加治ひとみ and more・・・
総合司会:小倉智昭
Date of birth:1987.8.26
age:28
Birthplace:TOKYO
TGA(東京ガールズオーディション)2014 アーティスト部門グランプリを受賞し、東京ガールズの頂点となる。抜群の歌唱力と表現力に加え、持ち前の美貌と長身のスタイルで圧倒的な存在感を放ち、昨年見事グランプリに輝いた加治。
楽曲は全て自身で作詞を担当。1年に数百曲もの歌詞を書き、“だれかの心に存在し続けるアーティスト”を目指し、夢を追うことを妥協しない芯の強さや加治の人生そのものを映し出している。
2015年のa-nation studium fesにも出演し、デビュー前にして味の素スタジアムのステージでパフォーマンスを披露した。
2016年1月27日にデビューミニアルバム『ルール違反』をリリース。
4月からテレビ東京他でスタートする話題のアニメ『双星の陰陽師』のエンディングテーマに、自身の歌詞書き下ろしによる新曲「アイズ」が決定している。