水曜日のカンパネラが12月22日(木)、沖縄・ミュージックタウン音市場にて全国ツアー「水曜日のカンパネラ・ワンマンライブツアー2016〜SUPERMAN〜」の最終日を迎えた。
今回のツアーは、コムアイが「“SUPERMAN”が居ない現代にこのツアーを見て次の“SUPERMAN”が現れてくれれば」と語る通り、タイトルでもある“SUPERMAN”を生み出す脳が一つテーマ。開場中ステージ正面に映し出されている脳の立体映像。場内が暗転しオープニングVJが映し出されると歓声に包まれた。
コムアイの映像と共に聞こえてきたのは、「アラジン」のイントロ。ステージではなく、SUPERMANの「S」を模ったフォトスポットにMusic Videoで身に纏っていたモップコートを着て登場。「今日はファイナルだからセットも壊して大丈夫、笑」と言いながら、「S」のオブジェを担いで、そのまま客席へ、いきなり観客のテンションは最高潮に。続く「シャクシャイン」後のMCで「平日のこの時間に沖縄県民の皆さんがかこんなに集まってくれるとは…。今日がファイナルなので、みんな楽しんで帰ってください!!」と観客を煽り、3曲目「ディアブロ」に突入。「いい湯だね」コールが会場を包む。続く「雪男イエティ」では、雪男三人衆が登場巨大風船と共に登場し、風船やバナナを投げ観客を盛り上げた。
ラスト曲「桃太郎」では、最早代名詞となったウォーターボールのパフォーマンスを披露。コムアイがボールに入り観客の頭上を縦横無尽に転がり、大人から子供までボールに触れようとする姿が印象的だった。
観客のアンコールに答える形で、急遽「ドラキュラ」を披露。客席を駆け回り、お客さんと共に「ちーすーたろかー」のフレーズを合唱した。マイクを渡した子供の「これでもう終わりです!」の一言で2か月10公演の「SUPERMANツアー」は幕を閉じた。