女優・歌手として第一線で活動中の薬師丸ひろ子(52)が、歌手デビュー35周年・映画音楽カバーアルバム「Cinema Songs」(ビクターエンタテインメントより2016年11月23日発売)リリースを記念して、11月25日(金)ビルボードライブ東京にて【薬師丸ひろ子 Premium Acoustic Night 〜シネマソングス〜】を開催した。チケットは発売と同時に即完売となる根強い人気の中、2日間(11月24日&25日各2ステージ)延べ1,300名の前で、「Cinema Songs」収録曲や映画主題歌のヒット曲など全12曲を披露した。
『今日は「シネマソングス」のアルバムを中心に、皆さんにひととき映画の世界に浸っていただけたらうれしいなと思います。』と満員の客席に挨拶。数々の名曲を披露し本編最後となる「戦士の休息」では、『映画デビュー作「野性の証明」で高倉健さんと出会いました。高倉さんは映画に携わる全ての人に『夢を作る素敵な仕事をしてるんだという事を心に留めて欲しい』とお伝えになりたかったんじゃないかと思います。私自身にも今『腹を括って覚悟してやって行けよ』というメッセージを戴いているような気がします。その想いを胸にこれからも頑張っていきたいと思います。』と恩師の人柄を語った。
アンコールでは、『高倉さんが大好きだった映画「ディア・ハンター」のテーマ曲です。』と「Cavatina」を歌唱、ラストはステージ後方のカーテンが開き、東京の夜景とイルミネーションを一望する中、アルバム「Cinema Songs」の収録曲「コール」で締め括った。
チケットの即完売を受け、年明けの2017年1月26日(木)には【Premium Acoustic Night〜シネマソングス〜追加公演】も決定。歌手デビュー35周年は、年間を通じてこれまで以上の音楽活動を企画中とのこと。