NHK-BSプレミアムにて6月19日(日)、日本の音楽史に残る「伝説の日本武道館公演」を紹介する番組『武道館 伝説LIVE〜オフコース・BOφWY・忌野清志郎〜』が放送される。番組は、オフコース、BOφWY、忌野清志郎の3組の日本武道館公演の映像を元に構成される。
オフコースは、1982年に全国28ヶ所で69公演開催された「over」ツアーの最終日、6月30日の日本武道館公演より。当時“前人未踏”であった日本武道館10日間公演の最終日でもあるこのライブは、「5人のオフコース」の最後のライブとなった(翌1983年に鈴木康博が脱退)。このライブは、制作費、総スタッフ数、そしてチケット応募総数(約53万通)まで、全てにおいて伝説となっている。
BOφWYは、1986年12月10日に行われた「GIGS at BUDOKAN BEAT EMOTION ROCK’N ROLL CIRCUS TOUR」の日本武道館公演より。ツアー開始直前の1986年11月に発売した5枚目のアルバム『BEAT EMOTION』がチャートで初登場1位を記録し、バンドが最も勢いに乗っているタイミングでのコンサート・ツアーを押さえたもので、BOφWYの絶頂期を体感できる迫力のライブ映像だ。
そして忌野清志郎は、2008年2月10日に忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市によって行われた「完全復活祭 日本武道館」の映像。2006年7月からの約1年半の闘病生活を終えた清志郎が本格的に活動を再開したコンサートであり、3時間に及んだエネルギーに溢れる熱狂ライブはいまも観るものを感動させる。
番組には、ゲストとして忌野清志郎と親交の深かった竹中直人、オフコースファンの山口もえ、BOφWYファンの土田晃之が登場。司会はDAIGOが務める。