ロンドンのウェンブリー・スタジアムを始めとする世界の大会場やフェスのヘッドライナーで最高のライヴを披露し、2013年にはベスト・アルバム『ダイレクト・ヒッツ』をリリースしたラスベガス発のロック・バンド、ザ・キラーズ。
フロントマンのブランドン・フラワーズが、5年ぶりとなるソロ2作目『ディザイアード・エフェクト』をリリースした。
ザ・キラーズ4作とソロ・デビュー・アルバム『フラミンゴ』が1位を獲得しているイギリスでは、早くもiTunesで1位を獲得した。
今作は、まずマドンナの最新作、カーリー・レイ・ジェプセン新曲「オール・ザット」、ヴァンパイア・ウィークエンド、チャーリーXCX他を手掛け、最も「今」の音を作るプロデューサーと評判のアリエル・レヒトシェイドとの共同プロデュースということが大きな話題となり、先行トラックがリリースされるに従い80年代からの影響を強く受けたサウンド作りが評判となり、さらにペット・ショップ・ボーイズのニール・テナント、ブルース・ホーンズビー、トニー・レヴィンらベテランからジョーイ・ワロンカー、ハイムなどの若手まで幅広いゲスト・ミュージシャンの参加も音楽ファンの興味を惹くこととなり、アルバムへの期待が高まっていった。
先行リリースされた曲のミュージック・ビデオにはエヴァン・レイチェル・ウッドやペネロープ・ミッチェル(ヴァンパイア・ダイアリーズ (シーズン5)出演中)を起用し、ビデオの構想も自分で創案するなど、このアルバムを世に出すにあたっての熱意が伝わってくる。
海外メディアでは早くから「捨て曲なし(“All Killer, No Filler”と、ザ・キラーズにかけている)」、「素晴らしいポップ・アルバムとはまさにこうあるべき、というアルバム」、「まるで全曲がシングル」、「ブランドン・フラワーズがソロ・スターになるのを見ているようだ」といった絶賛レヴューが出ていた注目作だ。
なお、アルバム・タイトルの『ザ・ディザイアード・エフェクト』(望み通りの効果、という意味)は、ブランドンがとにかく気に入っているフレーズで、それがどんな“効果”なのかは自分でもわからないそうだ。
アルバム発売となった今週ソロ・ツアーをスタート、9月までUK〜ヨーロッパ〜北米を廻り、フェスティバルにも出演する。ザ・キラーズとしてのライヴも2回予定されている。
日本のファンへのメッセージ
「ザ・キラーズの前回の来日公演(2013年)は、あの時のアジア・ツアーでもベストな内容だったし、それまで日本でやってきたライヴの中でも最高な出来だった。信じられないくらい良かった!素晴らしいギグをやれたことそのものに感謝しているし、観に来てくれたファンのみんなにもとても感謝してる。で、僕としてはぜひまた日本に行きたいと思ってるし、前回と同じくらい良いギグをやれたらいいな、と思ってる!」 ブランドン・フラワーズ
<商品情報>
『ザ・ディザイアード・エフェクト』 発売中
□CD: UICL-1131 / ¥2,450(税抜)
ボーナス・トラック2曲収録(CDにボーナス・トラックが収録されるのは日本盤だけ!)
□配信アルバム発売中
https://itunes.apple.com/jp/album/the-desired-effect/id977204140
日本公式サイト:
http://www.universal-music.co.jp/brandon-flowers/
<ミュージックビデオ>
◆「キャント・ディナイ・マイ・ラヴ」(シングル)
エヴァン・レイチェル・ウッド、ザ・サイケデリック・ファーズのリチャード・バトラー出演
「ナサニエル・ホーソーン(19世紀アメリカの小説家。代表作に『緋文字』他)の書いた短編『Young Goodman Brown』を映像化しようとした」(ブランドン)
https://www.youtube.com/watch?v=9iiDlU4rhlY
◆「ロンリー・タウン」
ペネロープ・ミッチェル出演
「このビデオでストーカーねたを使いたいと思っていて、誰かが外から一軒家を見守っているという設定にした」(ブランドン)
https://www.youtube.com/watch?v=jcZ-0o53md8
<オーディオ>
◆「アイ・キャン・チェンジ」
ニール・テナント(ペット・ショップ・ボーイズ)、ロニー・ヴァヌッチィ(ザ・キラーズ)、ダニエル・ハイム(ハイム)が参加、イギリスのシンセ・ポップ・グループ、ブロンスキ・ビートの84年の大ヒット曲「スモールタウン・ボーイ」をサンプリング
https://www.youtube.com/watch?v=WRewzFp8XE4
<関連リンク>
■ブランドン・フラワーズ 日本公式サイト