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超特急、2年ぶりに野外フリーライブ開催!W誕生日サプライズも

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5周年イヤーを迎えた7人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が、2年ぶりとなる野外フリーライブ『“THE END FOR BEGINNING -Step 1-”First Step? Last Step?』を9月30日に開催。ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場で気合あふれるパフォーマンスを行い、道行く人々の視線と心を奪い去った。

 昨年末に代々木第一体育館で行った『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land』の模様を完全収録したBlu-rayを9月20日に発売したばかりの彼ら。今回のフリーライブはそのリリースを記念してのものだが、完全観覧フリーの野外ライブは2年ぶり。しかもラゾーナ川崎は、超特急が結成以来たびたびフリーライブを行ってきた“原点”とも言える場所ということで、ステージの設置されているルーファ広場はもちろん、バルコニーの最上階まで超特急のファンである“8号車”で埋め尽くされた。

 開演時刻の14時になり、初のオリコンウィークリーチャート1位を獲得した4月発売のシングル「超ネバギバDANCE」が流れ出すと、7人は1号車から順に並んで電車ごっこの動きでステージに入場。大歓声とクラップを浴びながら、自己紹介のパートがある「Super Star」でライブを幕明け、1号車のコーイチは歌いながらも後方バルコニーのファンにアピールし、6号車のユースケは「僕、よくそこの映画館で映画見てます!」と驚きの告白をする。そして2曲目のイントロとサイレンが流れると場内から大歓声が! 久々の披露となる「POLICEMEN」ではコンクリートの舞台の上で激しいアクションを見せるメインダンサー、それを後ろから歌声でしっかり支えるバックダンサーという構図で、超特急というグループの独自性を印象づける。曲後半ではダンスの最中、5号車・ユーキが小道具の警棒を落とすドジっ子担当らしいアクシデントもあったが、すかさず4号車・タクヤが拾って渡すナイスアシストも。結成から5年で培った息の合ったパフォーマンスはさすがだ。

 MCでは「初めて超特急を観る方もたくさんいると思うので……」と、超特急の説明をしつつ、360度取り囲むオーディエンスに手を振ったり、お辞儀をしたりと丁寧に挨拶。2号車・カイが「女子! 男子!」と煽ると、野太い男性陣の声が予想外の大きさで返って、メンバーも「いいね!」と大喜びだ。しかし、喜んだのはメンバーだけではない。通常のライブでは考えられないほど間近で、しかも明るい陽の光の下で繰り広げられるパフォーマンスに、8号車も“目が足りない!”と大興奮。加えて昨秋リリースした2ndアルバム『Dramatic Seven』よりバラエティ豊かなメドレーへと雪崩れ込み、まずは「Beasty Spider」のハードなダンスでデンジャラスに魅せる。一転「一緒にクラップしてください!」(タクヤ)とにこやかに贈る「Clap Our Hands!」から、いきなりのラインダンスでキュートかつエキセントリックに展開する「ライオンライフ」、そして大人気ハイパーチューン「超えてアバンチュール」では3号車・リョウガが変顔に加えて投げキス、敬礼の大盤振る舞い! 6月に行われた初の日本武道館公演では30分の超ロングメドレーを披露していた彼らだけに、曲ごとにガラリと表情を変えるメリハリのつけっぷりは見事と言うほかない。

 ここで年末年始に4都市5公演にのぼるアリーナツアーを行うことを告知。12月27日には横浜アリーナ公演もあるので、今日観て気になった方はぜひご乗車いただきたい……と誘いつつ、「ライブ行くほどでもないって方! 安心してください、Blu-ray売ってます」と切り返すリーダー・リョウガも上手い。続いて「タオル持ってますか? 持ってない方は拳持ってますか? みんなブンブン振り回して、浮ついていこうぜ!」(ユーキ)と、この夏、超特急ライブの起爆剤となってきた「浮つきWAVES」をドロップ。夏の締めくくりとばかりにタオルを振り、コミカルかつセクシーに踊りまくりながら全方位に目線を投げる7人に、場内は“可愛い!”と“カッコいい!”の嵐が巻き起こる。最後は「ラゾーナ! 一緒にやって!」というユースケの煽りから、鉄板曲「バッタマン」でバッタダンスを繰り出し、7号車タカシも「I Loveラゾーナ!」「ラゾーナは強いぞ!」と歌い替えてオーディエンスのテンションをピークに。さらに「代々木を超えろ〜!」と白目を剥いて雄叫びをあげ、アリーナツアーへの意気込みを全身で表現するユースケの姿は圧巻だ。鳴りやまぬ“超特急!”コールに応えてのアンコールは、冒頭の入場曲だった「超ネバギバDANCE」。個性的なフリにユーキのバク転も組み込んだミクスチャーなダンスチューンで、“ダサかっこいい”の進化形を見せつけてくれた。

 そして2年ぶりのフリーライブは終了……かと思いきや、「みんな、あの曲を歌いたいと思わない?」というリョウガの合図から「Happy Birthday to you」が流れ始め、9月23日に21歳になったタカシと、9月27日に23歳になったカイに誕生日サプライズを敢行! 気合入りすぎのユーキが早々と持ってきたケーキの火を二人で吹き消し、タカシは「成人を迎えて1年目。節目でもなんでもない歳を、自分たちで意味のある歳にしていきたい」と。カイは「新卒の歳なので、もうちょっと大人の色気のあるカッコいい男になれればいい。人との出会いを大切に、これからも楽しんでいきたい」と、新たな歳の抱負を述べた。

 最後は8号車と共にステージ上で記念写真を行い、「360度ありがとう!」(ユーキ)と締めくくられた2年ぶりのフリーライブ。そこからはファンでない人々をも惹き込もうとする気合と野心がビシビシ伝わってきた。そんな彼らの最新の姿を映し出した新作Blu-ray『Bullet Train 5th Anniversary Tour 2017 Super Trans NIPPON Express』も、11月15日にリリースされることが決定。5万5千人を動員した5周年記念ツアーの追加公演として6月に行われた日本武道館ワンマンは、30分メドレーを始め見所満載で8号車からも大評判だったため、その公演を完全収録した本作は超特急の魅力を知るには格好のアイテムと言えるだろう。

 12月24・25日の幕張メッセ・イベントホールを皮切りに、来年1月6日の大阪城ホールまで年を跨いで行われるアリーナツアー『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning』では5公演で5万人を動員予定の超特急。現在チケット先行販売中だが、既に全公演残りわずかとなっている。急加速で進化し、新たなる形を提示しようとしている超特急の次なるステージを、ぜひ、その目で確かめてほしい。

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