アーティスト・Coccoが初舞台出演にして初出演をつとめる舞台、「ジルゼの事情」が本日より渋谷CBGKシブゲキ!!にてスタートした。
舞台「ジルゼの事情」は、バレリーナになることが夢だったというCocoo自身が愛する古典バレエ「ジゼル」を原案に、人気劇団「劇団鹿殺し」の丸尾丸一郎がオリジナル脚本と演出を担当。現代の東京に舞台を置き換え、歌やダンスの要素も取り入れた群像劇。
2012年公開の塚本晋也監督作「KOTOKO」で映画主演を果たし、国内外のコンクールでもその演技力を高く評価されたCoccoだが、演劇の舞台に立つのは今回が初めて。しかし祖父である真喜志康忠氏は、戦後の沖縄「琉球芝居」の役者として絶大な人気を誇った人物。彼女には幼い頃からその舞台を見て育ったという生い立ちがある。
今回の舞台は2011年の「ザ・ベスト盤ライブ5本〆」以来、約2年ぶりにCoccoの生の歌声が聞ける場所となり、大きな話題となっている中、本日ついに舞台がスタート。舞台初出演にして、主演をつとめたCoccoを始め、出演者による白熱の演技に、満員に埋まった会場内の観客は魅了され、終演後、鳴り止まないほどの大きな拍手で包まれた。
東京公演は2014年1月16日から渋谷CBGKシブゲキ!!で、大阪公演は1月30日よりABCホールにて行われる。さらに、この記念すべき日に大きなニュースが発表された。
2010年リリースの前作アルバム「エメラルド」から、ベスト盤を挟んで約3年半ぶり、待望の新作となるミニアルバム「パ・ド・ブレ」が3月12日に発売されることが決定した。
昨年10月、12月に配信限定でリリースされた「東京ドリーム」、「キラ星」を始め、2011年に開催された全国ツアー「ベスト盤ライブ5本〆」で唯一新曲として披露された 「夢見鳥」が音源化、さらには童謡「ゆりかごのうた」のカヴァーなど、バンドサウンドからシンプルな弾き語りまで、さまざまなバリエーションにとんだ全6曲収録の充実した内容となっている。
アルバムタイトルの「パ・ド・ブレ」はCoccoが愛するバレエの用語で「繋ぎ・間(あいだ・ま)」を指す。ステップとステップの“繋ぎ/間”、ターンとターンの“繋ぎ/間”、そしてなにより、大いなる跳躍に向けた“間”という意味合いも持つ、Coccoの今後の展開に向けた重要な作品となっている。
初回限定仕様はCoccoのCD作品としては初となる、紙ジャケットデジパック仕様、オリジナルステッカー付きとなっており、こちらもファンは楽しみにしていてほしい。
■作品情報
Cocco
Mini Album「パ・ド・ブレ」
2013年3月12日発売
VICL-64138 価格:¥2,000(税抜)
初回仕様:紙ジャケットデジパック仕様+オリジナルステッカー封入
■公演情報
OFFICE SHIKA × Cocco
「ジルゼの事情」
脚本・演出/丸尾 丸一郎(劇団鹿殺し)
出演/Cocco オレノグラフィティ 丸尾丸一郎 他
(東京公演)
会場:CBGKシブゲキ!!
2014年1月16日(木)〜26日(日)
(大阪公演)
会場:ABCホール
2014年1月30日(木)〜2月2日(日)
劇団鹿殺し公式サイトhttp://shika564.com