東日本大震災で被災し復興の為に様々な活動を行ってきているLGMonkees。震災から1年を迎える3月11日に福島にて復興を願ったイベント「福魂祭」に出演した。
福島県会津出身のLGMonkeesであるが、今回は地元の子供たちと一緒に何かできないかを考えていたところ、会津のキッズダンサースクールWINDのコーチから、一通のメールが届いた。「3090〜愛のうた〜、この歌を聞いた時、涙が止まりませんでした。何回も何回もリピートして何回も何回も本当に何回もCDの中のLGMonkeesと一緒に歌いながら、振り付けが浮かび、気付くと踊っていました。すぐ、練習の日に、皆にこの曲をかけて聞いてもらいこの曲をどうしても踊りたい!!と伝えました。」この連絡の後、LGMonkees本人から今回の福魂祭でのバックダンサーを依頼するという経緯に至った。
「音楽を通じ少しでも地元のみんなと一緒に元気になりたい」という気持ちで全国各地で歌を届け続けたLGMonkeesにとってのこの1年であったが、ライブの翌日にキッズダンサーのコーチ、親御さんから「3月11日。あの日、確かに、未来を感じることが出来ずにいて、毎日、毎日、生きるのに必死で子供達を守るのに必死で。でも、その深く大きな傷がたくさんの忘れていた大切なことを、気付かせてくれました。あの日がなければ、あったかも知れない希望、続いていたかも知れない未来…戻ることは出来ない。でも、あの日があったから、出会えた、たくさんの人、思い、絆、繋がり…このステージは、確実に、あの子達の未来を照らしてくれました。」
というメールが届いた。3月25日には、LGMonkees主催で子供たちを集めた音楽イベントを会津で行う予定になっている。
「3090〜愛のうた〜」という曲が繋いだ絆は、子供たちの未来の懸け橋になってきている。
LGMonkees「3090〜愛のうた〜」
ESCL-3789/シングル/2011.10.26/1,020(税込)
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