2月13日に奄美・体験交流館にて中孝介のワンマン公演「ゆえゆらい2011」が行われ、同郷の元ちとせ、カサリンチュらもスペシャルゲストとして参加。昨年10月に起きた奄美・豪雨災害で避難所にもなった会場から、故郷・奄美の復興メッセージを訴えた。この「ゆえゆらい」は中孝介がデビュー以来、毎年故郷・奄美にて行っている恒例のワンマン公演。6回目となる今年は、昨年夏にメジャーデビューしたカサリンチュに加え、同郷の先輩でもある、元ちとせが初参加。会場には800を人超える観衆が駆け付けた。
地元ならではのリラックスした空気の中、公演は中孝介と会場の住用町の、シマ唄・唄者とのコラボレーションからスタート。その後、同郷の後輩カサリンチュが登場。デビュー曲の『感謝』を披露後、中孝介とカサリンチュで「アタリンチュ」として『春なのに』のカヴァーなどを披露。続いて100人を超える住用町の小中学生と共に、中孝介の『花』を合唱で届け、会場には笑顔が広がる。その後、同イベントに初登場となる元ちとせが現れると、会場は大きな拍手に包まれる。ここで、話題となっている中孝介+元ちとせのユニット『お中元』の新曲、『春の行人(ゆこうど)』が地元・奄美にて初披露されると、さらに2人で『なごり雪』のカヴァーも披露。思わぬコラボレーションに会場が湧き上がる。その後は約1時間に渡り、中孝介のワンマンLIVE。ここでは『花』『それぞれに』『空が空』など、ファンにはお馴染みの楽曲を届け、『ラララ』では会場から大きな合唱が起きるなど、中孝介も観客も笑顔が絶えない、恒例のイベントならではの光景が見られた。
アンコールでは、地元バンドのサーモン&ガーリックの『ディ』を全員で披露。会場は総立ちで笑顔に包まれる。最後は奄美の伝統的なシマ唄『六調』。ステージのみならず、会場は指笛と共に踊り出す観客が続出し、大盛況の内にイベントは幕を閉じた。
中孝介は元ちとせとのユニット「お中元」として、初のシングルとなる『春の行人(ゆこうど)』(九州新幹線全線開業記念キャンペーンソング)を、3月9日に発売後、初の単独コンサートを鹿児島・城山観光ホテルにて3月13日に開催。他にも、イベントへの出演が決定している。
■リリース情報
お中元(中孝介+元ちとせ)
NEW SINGLE 2011年3月9日発売!!
「春の行人(ゆこうど)」(九州新幹線全線開業記念キャンペーンソング)
ESCL-3636/1,223(税込)
<関連リンク>
■お中元 公式H.P
■中孝介 公式H.P
■元ちとせ 公式H.P