先日、21周年第一弾のミニアルバム「Goldfingers」(2010.10.27発売)のリリース発表で世界的ジャズピアニスト、上原ひろみ(31)との「世界水準コラボ」を発表したばかりの東京スカパラダイスオーケストラ。
11日、世界遺産に登録された「平城宮跡 大極殿」でライブを行い、第2弾ともいうべき「世界水準コラボ」を実現させた。
「平城京ダンステリア 踊るスカパラ大御殿!」と銘打ったこのライブ、会場である「平城宮跡 大極殿」が昼間の厳かな雰囲気から一転、18時からのオープニングで彼らのライブでは登場の際の定番となっている「I SPY」が流れ始めると会場に集まった5000人の観客は総立ち。
大きな歓声と拍手が響き渡り、テンポの良い演奏に乗ってスカパラライブの風物詩であるモンキーダンスで会場は揺れに揺れ、巨大ダンステリアに様変わりした。
今回のライブは平城京遷都1300年を記念して、ヨーロッパツアーなど世界で活躍する東京スカパラダイスオーケストラにオファーが来た。
バリトンサックスの谷中敦(43)は「ここの場所は海外からの文化が初めて日本に入ってきた場所なんだ!俺たちもヨーロッパツアーに行っていたんでヨーロッパの風を届けたい!風を感じてくれ!そして戦うように楽しんでくれ!!」と熱く語った。
更に注目は10月27日にリリースする「Goldfingers」に収録される上原ひろみとのコラボ曲「水琴窟」をこの歴史ある場所でファンの前に初披露した。
今回、上原ひろみとの共演は叶わなかったが、沖祐市(44)の荘厳かつ、力強いキーボードにリードされて、スカの音色が一層際立ったこの新曲に会場は酔いしれた。
全18曲を駆け抜けたスカパラメンバーと会場のファンは、まさに1300年分踊り明かした。谷中敦は「1300年の歴史の中で今日が一番盛り上がった!」と嬉しそうだった。
【今後の予定】
10月27日(水)21周年目第一弾ミニアルバム「Goldfingers」リリース
12月22日(水)「東京スカパラダイス国技館」「東京スカパラダイス体育館」
LIVE DVDリリース
11月1日より、東京・渋谷C.C.Lemonホールを皮切りに
全国ツアー「WORLD SKA SYMPHONY TOUR」を25カ所32公演行う。
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