日本におけるラウドの黎明期からパイオニアとしてシーンを牽引してきた「waterweed」。昨年4月から始まった人気TVアニメ「キングダム」では、最新曲の「Deep inside」がエンディング・テーマに決定し、バンド名がトレンド入りするなど、大きな話題を呼んでいた矢先にコロナ禍を迎えた。その歌詞には、制作当時、まだ、起こってもいなかった現在=未来の逆境に対して「向かい風でも前向いたら 大概の痛みも忘れてるよ」「散々、失ったけど 今度こそ笑えるように」など、強い気持ちで立ち向かうためのメッセージが奇しくも込められている。彼ら自身、予定していたリリースや公演などは全て中止。バンドとしては辛い想いで過ごした1年だったが、決してネガティヴになることなく、SNSを通じて、これまでは見せるつもりすらなかったであろう弾き語りというスタイルでファンとの交流をより深めるなど前向きな姿勢を決して失わなかった。さらに、生粋のライヴバンドでもあることから、この暗雲が立ち去った後に必ず行う『いつかのツアー』を見据え、全国22箇所のライヴハウスに対して、総額約250万円にも及ぶ「PAY FOR THE FUTURE NOW(先払い)」も敢行した。
そんな「waterweed」が満を辞してリリースする最新作は、上記の「Deep inside」シングルに、14曲に及ぶ珠玉のベストを加えたスペシャルなアルバム。音楽に全てを懸け、立ち向かい続けて来たからこそ、こんな時代に強く強く心を打ち響かせる最深のメロディック・ハードコアの歴史をコンパイルしたヒストリカルな作品に仕上がっている。
Twitterのみで公開中の新曲「Deep inside」のティザー映像:
https://twitter.com/waterweed/status/1246825110545158144?s=20
New Single + Best Album
『Deep inside + Unknown best』
2021年5月12日 CDリリース
それは鯨がより高く海面に飛び上がる前により深く潜る様。時代や重力に逆行し、光も刺さないほど深くで研いだ鋭利。今、最深のMelodic Hardcore Bandの最新と知られざる珠玉のBest.
TVアニメ「キングダム」エンディング・テーマ「Deep inside」を含む15曲入り
1,000円 (税抜)
01.Deep inside
02.10 years
03.Dead Joke
04.Still awake
05.All Our Wishes
06.No pride in them
07.Landscapes and Memories
08.Bitterness
09.Beyond the ocean
10.Boring talk
11.July 31
12.In my veins
13.Music is Music
14.The last goodbye
15.Grateful song
waterweed:
探求の先に辿り着いたスタイルは、自らの“ルーツ”であるメロディック・ハードコアの深化。その道はユーラシアを飛び越え、遂にイギリスの「Lockjaw Records」との契約に繋がる。2018年には「Manchester Punk Festival (英)」と「Burning Ramp Festival (独)」を含む、英・仏・蘭・独・チェコを巡るEUツアーを成功させた。2019年には、新ギタリストが加入し、ツインギターにベースVo &ドラムスの4ピース体制が復活。USの名門スケートブランド「Volcom」からのサポートも決まり、逆輸入的に日本での評価が高まっている。最新アルバムのタイトル「Diffuse」は「拡散」という意味を持ち、それを掲げたトータル50ヶ所以上に及ぶジャパン・ツアーも敢行。まさに、日本各地へと「熱」を拡散している。
「Grateful Song(Music Video)」from Latest Album「Diffuse」https://youtu.be/BB709SDo50Q
http://waterweed.jp