史上初の快挙となる<直木賞>(第156回)と<本屋大賞>(2017年)のW受賞を果たし、現代を代表する作家の一人、恩田陸の新たな代表作となった名作「蜜蜂と遠雷」が豪華キャスト、スタッフ陣により映画化され10月4日(金)に公開される。
映像化不可能ともいわれていた本作のキャスト陣には今を彩る豪華俳優陣が“競演”!2018、2019年と各種映画賞を軒並み獲得している今最も輝く女優の一人となった松岡茉優が主演を務め、共演には第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞に輝いた松坂桃李、ハリウッドデビューも果たした期待の若手・森崎ウィン。そして新星・鈴鹿央士が大抜擢されている。監督・脚本・編集は『愚行録』で長編監督デビューを果たし、新藤兼人賞銀賞を受賞した新鋭・石川慶監督と日本映画界が注目するキャスト、スタッフ陣が集結!
この度、劇中オリジナル楽曲〈春と修羅〉が8月28日(水)より先行配信することが決定!
9月4日(水)より発売となる本作のインスパイアード・アルバムに収録された〈春と修羅〉が発売を記念して先行配信する運びとなった。〈春と修羅〉は劇中でコンテスタントたちの課題曲として登場する劇中オリジナル楽曲。原作でも印象的に描かれ、ソロのピアノ作品に“カデンツァ(即興演奏)”部分があり、今回先行配信される楽曲は亜夜・明石・マサル・塵それぞれ全く異なる“カデンツァ”が収録され、クラシックファンはもちろんのこと、原作ファンも必聴のものとなっている。作曲を担当した藤倉大は〈春と修羅〉について「僕はまず、小説の中で〈春と修羅〉に関する描写のある部分を全部取り出してみようと思いました。僕はこの映画で一番のキーは恩田さんの小説だ、と思ったし、僕の書く〈春の修羅〉は映画音楽ではなく、この作品では映画の重要キャラクターの一人だと思う。」と〈春と修羅〉の重要性を語っており、並々ならぬ想いで作曲したことを語っている。そして、原作者の恩田陸は〈春と修羅〉を実際に耳にしたときの様子を「作曲を手掛けた藤倉さんはすごくリサーチをして『小説の中からヒントをもらった』とおっしゃっていました。私の描いた通りに創ってくださっている。」と手放しで絶賛。原作者・恩田陸が認め、世界で活躍する作曲家・藤倉大が一切の妥協なくリサーチを重ね追求した至極の音を是非ご視聴ください。
解禁された映像は、松岡演じる亜夜、松坂演じる明石、森崎演じるマサル、鈴鹿演じる塵が〈春と修羅〉を演奏するシーンを収めた特別映像!憂いを帯びた表情でピアノを鳴らし過去の自分を回想する亜夜、笑顔で演奏を楽しむ塵、精悍な顔つきでピアノと向き合う明石、自信に満ち溢れた表情で音を奏でるマサルなど、壇上で見せる凛とした姿を映し出しております。是非、4人の天才が織りなすドラマの行方にご注目ください!
◆「春と修羅」特別映像
■商品情報(ユニバーサルミュージック発売元)
映画『蜜蜂と遠雷』 ~ 金子三勇士 plays マサル・カルロス・レヴィ・アナトール
9月4日(水)発売〈デジタル配信も同時発売〉
定価:3,000円+税
UCCS-1252
購入リンク:https://classic.lnk.to/mits_kanPR
【収録曲】
1.モーツァルト: ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K. 333 (315c)から第1楽章
2.ラフマニノフ: 絵画的練習曲《音の絵》 イ短調 作品39の6
3.藤倉大:春と修羅(マサル・バージョン)
4.バルトーク: ピアノ・ソナタSz.80から 第1楽章
5.バルトーク: ピアノ・ソナタSz.80から 第3楽章
6.ショパン: ワルツ 第14番 ホ短調
7.リスト:ピアノ・ソナタ(抜粋)
8.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 作品16から 第1楽章抜粋
9.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 作品16から 第2楽章抜粋
10.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 作品16から 第3楽章抜粋
11.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 作品16から 第4楽章
©2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会