リリース・ライブのためにAkira Nakamuraがベルリンから凱旋帰国!
AKIRA NAKAMURA Trickstewart Band 『Kai』 Release Live
メンバー:中村 亮(ds)、Fasun(vo,g)、柴山哲郎(g)、浦 宏徳(as)、元晴(ss,ts)、高橋佳輝(b)
上原ひろみなどのドラマーも務めたAkira Nakamuraの“東京”をテーマにした自身のバンド、 Trickstwart Bandによる2ndアルバム「櫂(Kai)」のリリース記念ライブ。
元晴(ex. SOIL & “PIMP” SESSIONS)など、レコーディングメンバーが総出演。
Jazz、Popsシーンで活躍するメンバーによる新たなJam Bandサウンド。
日時:2018.6.12 (火)
場所:モーションブルー横浜
Open:18:00 Start:19:30
料金:自由席¥4,000- BOX席¥16,000+シートチャージ¥4,000(4名様まで利用可)
お問合せ・ご予約
Web:http://www.motionblue.co.jp
Tel;045-226-1919
特設ページ:http://www.motionblue.co.jp/artists/akira_nakamura/
MV、Official Teaser(映画監督・高山康平)も話題!
Official Teaser
[アルバム-櫂(kai)-作品レビュー]
東京から巻き起こるJamband Beyond!」
彼らの音楽を聴く=様々な世界を、溢れる音と巡る旅
音楽のスタイルに関わらず多方面で活躍するドラマー中村亮。彼の率いるAKIRA NAKAMURATrickstewart Bandとして2作目のアルバム『櫂(kai)』はいろんな意味で解放され た音楽が詰まっている。ホーンにはソプラノ、テナーサックスが元晴、アルトに浦ヒロノリ、柴山 哲郎がギター。ベースに高橋佳輝、ヴォーカルとアコースティックギターが数曲で多大なインパク トを与えるfasun、そしてドラムはもちろん中村というメンバー。お互いのサウンドを感じつつ演 奏しているのが伝わるライヴ感満点の演奏を中村は「ジャムバンド的。東京の音」というがこのア ルバムはバンドがまさに東京の波を漕ぎ出して目的を持って彷徨っていくようだ。
楽曲は巧みに構成されているが各ミュージシャンに自由なスペースを設けてそれぞれのプレイ ヤーの個性を全面に出してくる。バンドの一体感とそれぞれのパーソナリティが混ざり合い様々な 風合いを見せて統一感を持ちながら様々な場所へと誘う。オープニングのホーンのアンサンブルに よるファンタジックで印象的なメロディから「このアルバムは一体どうなっていくんだろう?」と 期待せずにはいられない。その後、元気な明るいジャムへと突入していく”7/23”、開放感溢れる ファンキーな“from dusk till down”、fasunの歌がどこかノスタルジックでスケールの大きな愛 の溢れる世界を描く”Home to you”そしてそのアンサー的な“Be Here”。暗い夜が空けるような “Rise”での柴山のミステリアスなギターなどそれぞれの楽曲が描く物語が展開されていく。
時にエネルギッシュに、時に感傷的に時に優雅な楽曲たちからは現在ベルリンに住み様々な場 所でいろいろな体験を重ねて来た中村のオープンマインドな世界観が溢れいている。聴いてるうち に”ジャムバンド ビヨンド”という言葉が浮かんだ。強烈な旅情感とともに。
【鈴木りゅうた/音楽ライター】
DQC-1598
¥2,500+tax
発売元:バグースレコーズ株式会社/株式会社スペースシャワーネットワーク
CD定価 ¥2,500 + 税 ( 無料ハイレゾダウンロード付き)
Bagus Records HP:http://bagusrecords.com/
Official Teaser
映画監督高山康平 Music Video
[中村亮プロフィール]
中村亮(ナカムラ アキラ) 沖縄県出身, ドラマー/作曲家。
バークリー音楽大学を2001年に卒業後、フリーランスのドラマーとしてアメリカで活動をスター ト。古典ブルースから、変拍子やドラムン・ベースまで柔軟な音楽性と様々なリズムアプローチを 武器にジャズ、ロック、ポップスからワールドミュージックまで様々なミュージシャンのドラマー として活躍中。在米時はデビッド・フュージンスキーのトリオやスクリーミングヘッドレストーソ ス、サム キニンジャー (ソウライブ、レタス)、上原ひろみのトリオやKokolo afrobeat orchestra などにメンバーとして参加。またBigyuki、田中拓也とのトリオでjp3を結成し日本でのツアーも 行なった。その後、沖縄、中国などでも演奏家として活動。
2009年に東京に拠点を移してからは ドラムのみならず作編曲なども手がけ、自身のバンドでの活動も開始。メンバーとして参加した沖 縄とジャズを融合したElement of the Momentや、自らがリーダーを務めるTrickstewart Band などではドラムに限らず視野の広いコンポーザーとしての側面を見せる。またハナレグミ、 Monday満ちる、Marterなど、多方面に渡るアーティストのライヴでサポートドラマーとして活 躍。他にもフィッシュボーンのアンジェロ・ムーアの来日公演時にサポートドラマーとしてステー ジを共にし、現在も様々なアーティストから信頼されるドラマー。並行して幅広い年齢層に向けて リズムやアンサンブルワークショップを行なうなど音楽の普及にも携わっている。 現在はベルリン在住。