トレンドの最先端 渋谷の高校生を中心にリサーチを続けているTEEN TREND RANKINGが“今年卒業する高校生200人に聞いた卒業ソング特集”を発表した。
今回の特集では“卒業式”と“J-POP”に注目して卒業ソングをリサーチ。現代の高校卒業式の実態が明らかになる結果となった。
今年卒業する高校生200人に聞いた!
【今年の卒業式で実際に歌うJ-POP卒業ソングは?】
1位:旅立ちの日に…/川嶋あい
2位:3月9日/レミオロメン
3位:YELL/いきものがかり
今年卒業の高校生が卒業式で実際に歌う曲ランキング、1位は川嶋あいの「旅立ちの日に…」が選ばれた。2006年の発売から10年以上経った今でも卒業式で、脈々と歌い継がれている卒業ソングの新定番曲。歌詞がリアルな学校生活にリンクしており、歌っている最中に泣いてしまうという声や、中学卒業式でも高校卒業式でも“旅立ちの日に…”を歌ったという意見も多くあった。
また【J-POPを卒業式で歌う?歌わない?】という質問については、Yesが78%、Noが22%という歌う学校が圧倒的に多い結果になった。
ひと昔前では、卒業式で歌う曲を“先生が選ぶ”というのが一般的であったが、近年は、学年ごとやクラスごとに卒業式で歌う楽曲を“生徒が選ぶ”という方法が増えてきている。
その為、生徒にも聞き馴染みがあり、人気アーティストが歌っているJ-POPが実際の卒業式で多く歌われており、卒業ソングの「新定番」として認識されているのだろう。
今回、“卒業式で実際に歌うJ-POP卒業ソング”に選ばれた上位3曲は、卒業ソングの定番曲として今よりも多くの卒業式で歌われることになるであろうし、卒業式=合唱曲というのは今の高校生からするともしかしたら“古い”考えになるのかもしれない。