9月23日(土)、GLAYが25公演で24万人動員の大型アリーナツアー「GLAY ARENA TOUR 2017 “SUMMERDELICS”」を朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターでスタートした。
今回のアリーナツアーは7月12日(水)にリリースし、オリコン1位にも輝いたアルバム「SUMMERDELICS」を引っさげてのツアーである。約2年ぶりの開催となったアリーナツアー。初日を含む新潟公演は、勿論両日ソールドアウトとなっており、会場はGLAYの登場を今かと待つ熱気で溢れていた。オープニング映像と共にメンバーが各々登場。TERUの「カモン!新潟!」という掛け声とともに、アルバムのリードトラック『the other end of the globe』が始まるとアリーナ全体のボルテージは早くもピークに到達し、その後もアルバム「SUMMERDELICS」収録曲を中心に披露した。
MCでTERUは「朱鷺メッセ2DAYSは初めてです!GLAY初めての朱鷺メッセ2DAYSという歴史に、皆が愛情を込めてくれることによって、この2日間が僕たちにとっても歴史になると思います。僕らもなかなか会いに来れない分、溜まった愛情をぶつけるので是非受け取ってください。」と話し、往年の名曲『HOWEVER』他、新旧織り交ぜたナンバーを披露してファンを喜ばせた。
優しい空気が会場を包む中、TERUが「やっとリリースが決まった曲があります。」と突如、11月22日(水)にGLAY55枚目となるシングル「WINTERDELICS.EP〜あなたといきてゆく〜」の発売を発表した。続けて表題曲である「あなたといきてゆく」の作詞作曲を担当したTAKUROが「なんかここで”良い曲”というのを書いてみたいと思って、久しぶりに自分の心の奥底から出てくる思いをストレートに曲にしました。この曲に込めた思いは、素直に長い間応援してくれているみんなと、ずっと支え続けてくれているスタッフと、俺たちの周りにいる全ての人に伝えたいと思って書きました。」と楽曲に込めた思いを話した。
会場全体が歓喜につつまれる中、『あなたといきてゆく』を披露した。数々の名曲を生んできたTAKURO作詞作曲の新ラブバラードにアリーナ全体が酔いしれた。なおこの楽曲はサプライズでアルバム「SUMMERDELICS」に歌詞カードが封入されていたこともおり、既にライブでは歌詞を口ずさむファンもいた。
その後も「SUMMERDELICS」収録楽曲を中心に、ライブ定番曲やライブ披露レア曲などアンコールを含む全23曲を披露し、GLAY約2年ぶりの開催となったアリーナツアーの初日が幕を閉じた。