昨年40タイトルをリリースし好評だった「ADLIB presents ビクター和フュージョン・シリーズ」、第二弾として今年は8月から10月の3か月にわたり全30タイトルをリリースすることが決定した。
監修は昨年同様、AOR、フュージョンなどを牽引した雑誌「アドリブ」元編集長の松下佳男、ビクターのジャズ・フュージョンを中心に数々のレコーディングに携わったサウンド・プロデューサー、高田英男。今回も、オリジナル・マスターからのリマスタリングに拘り、K2HD PRO MASTERINGと高音質CD、UHQCDを採用。ラインナップも渡辺貞夫、日野皓正、ネイティブ・サン等の王道フュージョンから、松原正樹のAOSIS時代の作品や長らく入手不可能だった商品や初CD化を含む全30Wを取り揃えた。今年9月の東京JAZZ、CROSS OVER JAPAN開催など、にわかにこのシーンが盛り上がりを見せている中での発売になる。
一例を紹介すると・・・
・「ジャズ・オブ・ジャパン ライブ・アンダー・ザ・スカイ‘77」…ネイティブ・サンの前身ともいうべき“峰厚介グループ”“本田竹曠グループ”そしてナベサダ、ヒノテルの歴史的名演を収録した記念すべき第一回のライブ音源を1992年以来、25年振りの復刻。
・海外のDJから火が付き、ここ最近アナログ再発で話題を呼んだ「ゼロ戦」のオリジナル・アルバム及び、そのリーダーである、いしだかつのりの関連作が初CD復刻。
・「コースト・トウ・コースト+1/ネイティブ・サン」…ネイティブ・サンのアメリカでの名作ライブを10年振りの復刻。今回は、当時、シングルのみ発売だった「Autumn Dreams」(ヴォーカルVer)をボーナストラック収録。
★ビクター“和フュージョン” ラインナップ
【第一期(8/23)】
・渡辺貞夫〜リー・リトナー&ジェントル・ソウツ「オータム・ブロー」
・渡辺貞夫ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ「バード・オブ・パラダイス」
・鈴木勲「キャデラック・ウーマン」
・菊地雅章「バット・ナット・フォー・ミー」
・中本マリ「アフロディーテの祈り」
・松原正樹「Tender Heart」
・松原正樹「Road Movie」
・松原正樹「All-n-All」
・大橋隆志、是永巧一、佐橋佳幸、EBBY「ギター・ワークショップ・イン・TOKYO」
・阿川泰子「Gravy」
【第二期(9/20)】
・日野照正「メイ・ダンス」
・日野照正「ヒップ・シーガル」
・ネイティブ・サン「コースト・トゥ・コースト+1」
・ネイティブ・サン「シャイニング」
・VARIOUS「ジャズ・オブ・ジャパン ライブ・アンダー・ザ・スカイ’77」
・八木のぶお「ミミ・アフリカ」
・松原正樹 with 今剛「ザ・ギター・ブロス」
・松原正樹「アコースティック・エイジ」
・ONE LINE BAND「YELLOW MAGIC」
・阿川泰子「レディ・セプテンバー」
【第三期(10/25)】
・益田幹夫「ディア・フレンズ」
・本田竹廣「イッツ・グレイト・アウトサイド」
・中本マリ「TV」
・イッツ「レインボー」
・イッツ「イッツ・ワンダーランド」
・ゼロ戦「アスファルト」
・ゼロ戦「サンライズ」
・いしだかつのり「ボディ・トーク」
・山岸潤史「REALLY?!」
・阿川泰子「ミズ・ミステリー」