カリフォルニア州ロサンゼルス出身のウィーザーが、11枚目となるアルバム『パシフィック・デイドリーム』を発表する。
この新作は、クラッシュ・ミュージック/アトランティック・レコーズより、2017年10月27日に発売。ブッチ・ウォーカーがプロデュースを手がけた『パシフィック・デイドリーム』は、好評を博し、昨年末にグラミー賞の「最優秀ロック・アルバム」にノミネートされた前作『ウィーザー(ホワイト・アルバム)』に続く作品となる。
ウィーザーは、8月18日にアップル・ミュージックのDJゼイン・ロウの番組『Beats 1』にて、アルバムからの2曲目の新曲「メキシカン・フェンダー」を初公開し、ファンに新作の内容の一部を紹介。ミュージック・ビデオも公開となった。
『ウィーザー(ホワイト・アルバム)』の発表後、彼らは新作の作曲に取りかかり、それを『ブラック・アルバム』と名づけていた。しかし彼らは、制作を進めるにつれて、彼らの作っている曲が、世界の果てのビーチからやって来る白昼夢のような感じがすることに気づいた。そこで彼らは、その方向性に逆らおうとせずに、全く新しいアルバムを作り始めた。こうして今回の『パシフィック・デイドリーム』が誕生した。
ウィーザーが得意とする卓越したメロディーと職人芸が満載のアルバムとなった『パシフィック・ドリーム』は、現実と夢の不確かさを指し示す作品であり、まるでビーチボーイズとクラッシュが海辺で恋に落ち、素晴らしい赤子を生んだかのようなサウンドとなっている。ウィーザーが最も上手くやれることの全てと、それ以上のことをやってのけたアルバムだ。
『パシフィック・デイドリーム』には、今年3月にリリースされたファースト・シングル「フィールズ・ライク・サマー」も収録されている。ゆっくりと今夏のヒット・ソングとなったこの曲は現在、オルタナティヴ・ラジオ・チャートで2位と首位に迫っており、数々のストリーミングサービスとYouTubeを合わせ2000万回の視聴数を突破している。この曲は、過去10年で最大のウィーザーのラジオ・ヒット・ソングとなっており、彼らにとって4度目のオルタナティヴ・ラジオのナンバー1ソングになるのも間近!
本作のプレオーダーはiTunes Storeで実施中。絶好調の彼らが放つ『パシフィック・デイドリーム』のプレオーダーは「こちら」から。手続きが完了すると先行で発表された「フィールズ・ライク・サマー」と「メキシカン・フェンダー」が早くもダウンロード可能になっている。
彼らはアルバム発売に向けて2017年のフェスティバル・シーズンを制覇し、北米の各都市で公演を行う予定だ。
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