「LEGO BIG MORL」が初めて映画の主題歌を担当することが発表された。この映画は、今冬に公開予定の人気お笑い芸人・バッドボーイズ佐田正樹の半生を綴った実録自伝小説・コミックスの実写映画『デメキン』。楽曲はこの映画のために書き下ろしされた新曲「一秒のあいだ」。
本作は、幼少期から“デメキン”と呼ばれいじめられた佐田正樹が、喧嘩無敗と数々の伝説を作り出し、福岡最大勢力の暴走族の総長へと登り詰める物語。原作は、2009年3月22日に小説が発売。2010年3月19日より始まったヤングチャンピオン連載中のシリーズ累計発行部数170万部を突破した大人気コミックスの「デメキン」。主人公の正樹役は、2017年9月23日スタートのNHK土曜時代ドラマ「アシガール」や同年10月28日公開の映画「先生!、、、好きになってもいいですか?」などに出演する、ネクストブレイク筆頭の逸材・健太郎が演じ、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ(同年8月19日/11月11日公開)や『亜人』(同年9月30日公開)など話題作への出演が続く実力派俳優の山田裕貴が脇を固める。監督は『アルカナ』『猫侍』の山口義高、脚本は『百円の恋』『14の夜』の足立紳が担当する。
また、主題歌の情報と合わせて映画の特報がYouTubeにて公開され、この特報では、「LEGO BIG MORL」が担当する主題歌「一秒のあいだ」を少しだけ、聴くことができる。
<LEGO BIG MORLコメント>
ヤンキー怖い。でも作品を観せていただいた後、歌詞を書き下ろさせていただくその瞬間。
僕らがやっているバンドとは族だなと気付いた。同じ志を持った仲間と傷つけ合いながら突っ走る。
男なら誰もが憧れるものがこの映画にはある。しかし懐かしむわけではない。
これは今を描いた映画だ。これは今を描いた歌だ。今を生きるからこそ。その刹那の瞬間に命をかける姿は美しい。
<山口監督コメント>
激しい風を感じて息遣いが荒くなった。そして走りたくなった。この楽曲の風は、佐田さんの原作で吹いていた風と同じだ。そして健太郎が映画『デメキン』の現場で巻き起こした風とも同じだ。けれども、窓の外に広がる街は平和で、安全で、のほほんで、刺激フリーで退屈だ。ここには風がある。「LEGO BIG MORL」の風がある。皆さんの胸の中で吹き荒れる瞬間を待っている。僕はその日を待ち焦がれている。
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■『デメキン』公式サイト