織田哲郎、若き日を昇華した『大人』の心に寄り添うナンバー「CAFE BROKEN HEART」の ストーリー性溢れるミュージックビデオ公開

人生で何度も傷ついて、幾重にも層になったかさぶたを心に『大人』として生きる人々に、そっと寄り添うナンバー、織田哲郎の最新シングルリード曲「CAFE BROKEN HEART」のミュージックビデオが公開となった。今作は、曲の歌詞をイメージして、ピアノが据えられたカフェバーのカウンターで独りグラスを傾ける男性を主人公に、ドキュメンタリー映画のような作品に仕上がった。

疲れた翼を休めるために『大人』たちが集うカフェバー。店の端に置かれたピアノで、織田哲郎はラウンジピアニストのように、ごく自然に弾き語り始める。優しいナンバーに耳を傾ける男性。カウンター席で独り座り、静かにお酒を呑んでいる彼の心には、ピアノの旋律に導かれるように、若き日の夢と、その夢を共有した仲間たちとの想い出が鮮やかに浮かぶ。
楽しかった出来事も、友とみた景色も、争い思い悩んだ日々も、時の流れと共に新たな物事に埋もれ見えづらくなるものの、決して消えるわけではない。ふと耳に辿りついた歌によって、少しも色あせない姿で甘く、眩しく、そしてほろ苦く…、たしかな喜びと疼きが甦る。

『大人』として生きるということは、夢を忘れることではなく、傷つかなくなることでもない。ただそれらが、人からも自分からも少し見えづらくなるだけのこと。若い頃は、笑って、もがいて、あがいている中で、それを鼓舞し、代弁する音楽が必要だが、その激動の若年期を乗り超えた『大人』にこそ、心を癒してくれる音楽が必要なのだ。今回の織田哲郎による「CAFE BROKEN HEART」は、そんな『大人』たちの切なる想いを担う曲になっている。
いつでも訪れることができる心の拠り所カフェバー「CAFE BROKEN HEART」を、ぜひ『大人』と呼ばれる人々に手に取ってほしい。

また「CAFE BROKEN HEART」はNHKラジオで毎日放送されている『ラジオ深夜便』の「深夜便のうた」として、7月から9月まで毎晩OA中。