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和楽器バンド、毎年恒例の新年会ライブで15,000人を圧倒!

音楽

和楽器バンドが2月17日・18日の2日間にわたり、「和楽器バンド 大新年会2017 東京体育館 雪ノ宴・桜ノ宴」を東京体育館にて開催した。

毎年恒例となっている新年会ライブは、2014年渋谷Club Asia(300人動員)、2015年渋谷公会堂(2,000人動員)、2016年日本武道館(10,000人動員)と徐々に規模を拡大。そして、今年は7,500人収容の東京体育館で2デイズを行うに至った。このことからもいかに彼らの人気が高まっているのかがよく分かる。

昨年は初となるアメリカツアーを敢行したり、国内の大型ロックフェスへの出演も果たすなど、大きな成長を遂げた彼ら。約8ヶ月ぶりとなる国内単独公演でもスケールの大きさをまざまざと見せつけた。バンドカラーでもある紫色のペンライトが揺れるなか幕を開けた1日目の「雪ノ宴」は、オープニングの「華火」からテンションの高い演奏でオーディエンスを圧倒。ステージ両端からアリーナ席の中ほどまで伸びるウィングを縦横無尽に駆け回り、会場の広さを感じさせないパフォーマンスを展開。総勢30名に及ぶダンサーや剣舞隊も、迫力のある動きでバンドを盛り立てた。

日本武道館公演にて初めて剣舞を披露した鈴華ゆう子(Vo)は前回を超える舞いを披露。彼女の鬼気迫る所作は本公演のハイライトのひとつとなった。黒流(和太鼓)による和太鼓大演舞も大きくパワーアップ。ロックバンド史上最大規模の特大太鼓(直径175センチ)を打ち鳴らし、ファンのど肝を抜いた。

「雪ノ宴」では、デビューアルバム「ボカロ三昧」収録のボカロ曲カバーを多く披露したが、2日目の「桜ノ宴」はガラッと演目を変え、セカンドアルバム「八奏絵巻」の収録曲を中心としたセットリストで臨んだ。

白、紫、黒を基調とした冬らしい和装が美しかった「雪ノ宴」から一転、「桜ノ宴」では花をあしらった衣装など、春らしい装いでステージを彩った。「なでしこ桜」で穏やかなオープニングを迎えたあとは、「戦-ikusa-」、「反撃の刃」とアグレッシブに展開。1日目と同様、大いに客席を盛り上げた。「ミ・ラ・イ」や「起死回生」といった、3月22日にリリースされる最新アルバム「四季彩-shikisai-」収録の楽曲に対する反応も抜群。新作への期待がより一層高まった。

8人の堂々たるパフォーマンスは、1年前よりも数段上。昨年の武道館公演では客席の奥まで思いが届くのか不安だったという鈴華も、今年は「届いてるに決まってるでしょう!」と思えるようになったという。

日本文化の繊細さとロックの激しさの度合いをこれまで以上に深めた2日間にわたる新年会ライブは、鈴華によるMCに全てが集約されていたと言ってもいい。彼女はこう話した。「今回の公演はこの3年間にやってきた集大成にしようと思っていました。バンド演奏だけじゃなくて、ショーのようなエンターテイメントをお見せしたい」この言葉にある通り、彼らは和楽器バンドがネクストステージへ進んだことを感じさせる、一流のエンターテインメントを届けてくれたのだ。

両日ともに大きな反響を呼んだのは、「四季彩-shikisai-」収録の「オキノタユウ」。ファンから「卒業式で歌いたい!」という声も上がっているというこの名バラードに、両日合わせて15,000人の老若男女が酔いしれた。

終演後には「四季彩-shikisai-」の収録曲がダイジェストで流れ、1曲ごとに大歓声が沸き起こった。今作は、鈴華いわく「ライブのセットリストのようなアルバム」とのこと。今や世界へと人気を拡大させている和楽器バンドが今年も音楽シーンを席巻することになりそうだ。

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