昨年12月22日、東京芸術劇場にて初のシンフォニックコンサートを行なった大貫妙子。すでにその模様を収録したDVDの発売が発表されているが、そのダイジェスト映像の公開がスタートした。
編曲、指揮に千住明、演奏に東京ニューシティ管弦楽団を迎え、更には長きにわたり大貫のサポートを務めているフェビアン・レザ・パネ(piano)、林立夫(drums)、小倉博和(guitar)、鈴木正人(bass)を迎え、単なるオーケストラアレンジの枠に収まらないバンドサウンドとオーケストラの融合といった試みも行われた貴重な1回限りのコンサート。当日好評だった東京芸術劇場の雰囲気を更に美しく演出しているライティングも含めぜひ映像で追体験してみよう。
なお、DVDパッケージの内容詳細も確定。デザインは40周年のBOX作品「パラレルワールド」、コンサート前日に発売となったCD「TAEKO ONUKI meets AKIRA SENJU」のデザインも手がけたKIGIが今作も担当。豪華デジパック仕様と独特のイラストで大貫ワールドに花を添えた美しい装丁の作品に仕上がっている。今作は当日のライブ音源を抜粋収録した特典CDも同梱されるが、その収録曲も正式に発表された。当日の全17曲の演目から、12月に発売されたCDにも収録されている「Voyage」「光のカーニバル」「アフリカ動物パズル〜メイン・テーマ」「金色の翼」の4曲を除く13曲が収録となる。DVD収録音源とはミックスも変えてCDとしての聴きやすさを追求した特典CDとのことで、こちらもファンには嬉しいアイテムだ。