住友生命「1UP」CMソングとしてお茶の間でも人気の「よー、そこの若いの」が、CD、音楽配信でロングヒット、出演映画「永い言い訳」の好演も話題、さらに新曲「Forever Young」が来年1月より放送スタートのテレビ東京系ドラマ24「バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」エンディングテーマに決定するなど、ブレイク必至の“竹原ピストル”。歌手に俳優にと精力的に活動する彼が、自身がリリースした2枚のアルバムを引っさげたバンドツアーLIVE “BEST BOUT+youth”を東京・LIQUIDROOMで行った。
文字通り、アルバム『BEST BOUT』『youth』の2枚に収められている楽曲をバンドアレンジで、大阪BIGCAT、東京LIQUIDROOMの2か所で行った今回のバンドLIVE“BEST BOUT+youth”。2016年は全国47都道府県114本の弾き語りツアーを成功したばかりだが、待望のバンドライブだけに、両公演ともにチケットはソールドアウト。いつもの弾き語りとは一味違う、深みもありながら、スタンダードに楽しいライブとなった。
「ドサ回り数え歌」の弾き語りでスタートしたこの日のライブは、2曲目の「LIVE IN 和歌山」からバンドスタイルに。今回のバンドは佐藤洋介(G&Mani)、外園一馬(G)、黒田元浩(B)、山本健太(Key)、あらきゆうこ(Dr)と言う布陣。「RAIN」「俺のアディダス〜人としての志〜」「youth」などいつもと異なるアプローチに、会場を埋め尽くした観客は大いに乗った。その反応に竹原本人も「売れてきている雰囲気にしてもらって、ありがとう(笑)」と温かな雰囲気に。「ばかやろ。」「カウント10」を弾き語りでがっちり引き締めた後の、「よー、そこの若いの」はCMでもおなじみのバンドアレンジで客席も大熱唱と盛り上がった。アンコールでは、本日に40歳になった竹原が「40歳を前にした心境からできた」と語った新曲「Forever Young」を熱く歌った。ラスト「マイメン」はステージ・会場がまさに一体となる大合唱で大団円。「今後もいろいろなスタイルのライブを行うが、バンドでライブする際には、この最強メンバーでやりたい!」と竹原自身も語った、最高に熱い大成功のバンドライブとなった。
そしてこの日、前作より約1年半ぶりの2017年4月、ドラマタイアップソング「Forever Young」を含むオリジナルアルバム『PEACE OUT』がリリースされることが発表された。さらに全国弾き語りツアー『PEACE OUT』も決定。2017年、益々加速する竹原ピストルの活動に注目したい。