中学生フォークデュオ、さくらしめじが2016年を締めくくるべく「きのこりあんの集いvol.1」として、ファン(きのこりあん)500名を集め、初の忘年会を東京・光が丘IMAホールにて開催した。
今回は当日、セットリストをお客さんからのリクエストでその場で決定し、田中雅功・?田彪我2人でのギター弾き語りで披露していくというスペシャル形式。さらに、イベント前にLINE LIVEで募集した企画も挟みながら、笑顔の絶えないなんともハートウォーミングな忘年会となった。
こたつに入り、温かいお茶を味わいながらイベントはゆったり・まったりスタート。今年の失敗談を振り返りつつ、客席に降りてファンへの直撃インタビューをしながらファンキーでノリの良い「てぃーけーじー」や、「菌活の旅」の思い出をテーマに初めて2人で作詞・作曲をした「おもいでくれよん」など、バリエーション豊かなリクエストに全力で応えた。どんな曲が飛び出してもいいように、2人は全曲演奏するつもりで準備を整えてきたそうだ。もちろん、緊張はあったものの、予想外のリクエストにもにっこりアイコンタクトをし、ピタリと息を合わせて堂々と演奏。広いホールに透明感ある歌声が響き渡った。中盤は振ったサイコロの目に出た質問に答える「ドキドキ! サイコロトーク」や、LINE LIVEで企画が決定した“箱の中身はなんだろな”と、こちらも完全に準備ナシのぶっつけ本番ガチバトルを繰り広げた。ただし、さくらしめじ本人たちのみならず観客を呼び込んでゲームにトライしてもらうという、突然のファンへのサプライズも飛び出した。
今までにないきのこりあんたちとの親密な距離感に特別な充実感を得たさくらしめじの2人は、イベントの最後に「2016年 たくさんの応援をありがとう」(田中雅功)「菌一色な1年をありがとう」(?田彪我)と、習字で堂々とファンへ感謝の気持ちをしたため、笑顔で2016年の忘年会を締めくくった。
「ここまでファンの方と直接触れ合うイベントはやったことがなかったので、直接話したりできるライブの楽しさを実感できました!」(?田彪我)
「リクエストライブという試みもすごく楽しかったです。シングルタイトル曲だけじゃなく、カップリング曲も支持してくれる方が多いことも嬉しかったですし、ファンのみなさんが好きな曲も知ることもできたので、また第二弾もやってみたいです!」(田中雅功)
シングル「ひだりむね」のリリース、日本全国をフリーライブで周る「菌活の旅」の全国制覇完了など、2016年を精力的に駆け抜けたさくらしめじ。来春は初のアーティストブック(ドレミ楽譜出版社より3月3日発売)、同じく初のミニアルバム発売(3月22日発売)と、すでに話題豊富。プライベートでは高校性になる彼らが、さらなる飛躍を遂げそうな2017年に乞うご期待!!
「来年の目標は、これ以上彪我に身長差をつけられないように頑張ること(笑)。さくらしめじとしては、もっともっとたくさんの人に知っていただきたいですし、僕たちの歌を聴いている時間だけでも元気になったり、幸せな気持ちになってもらえるような音楽を送り出したいなと思います。もっともっと頑張ります!」(田中雅功)「来年は高校性になるので、よりいっそうギターと歌に磨きをかけてライブパフォーマンスをレベルアップしていきたいですし、今まで弾いたことのない楽器にもチャレンジしたいと思っています! 来年もよろしくお願いいたします!」(?田彪我)
Photo by埼玉 泰史