10月29日、東京・お台場で開催された日本最大級のハロウィーンイベント「めざましテレビPRESENTS T-SPOOK」に超特急が出演。メインステージで行われたスペシャルライブステージで、ハロウィーンならではのパフォーマンスを披露した。
ハロウィーンイベントということで、メンバーはこの日、ピクサー映画をモチーフにした仮装で登場。コーイチはサリー(「モンスターズ・インク」)、カイはレミー(「レミーのおいしいレストラン」)、リョウガはウッディ(「トイ・ストーリー」)、タクヤはリトルグレーメン(「トイ・ストーリー」)、ユーキはMr.インクレディブル(「Mr.インクレディブル」)、ユースケキはライトニング・マックィーン(「カーズ」)、タカシはピクサーのロゴキャラクターのスタンドライト。それぞれのキャラクターになりきった影アナでスタートしたライブは、再現度の高い本格的なコスチュームで登場から大歓声を浴びた。
オープニング曲「Superstar」は、ユーキの「みんな楽しんでってねー!」からスタート。曲中にはそれぞれのキャラクターに扮した自己紹介もあり、コーイチはサリーの雄叫びで沸かせ、カイは「僕は料理が大好きなんだ!」とニッコリ。リョウガは瞼の上に目がペイントされているためあえて目を閉じてキメ顔をし、タクヤは終始可愛らしく。ユーキはダイナミックなバク宙を披露し、タカシは「7号車、ライトやで!」のセリフで爆笑をさらった。
続いての「Drive on week」はバキバキのダンスで盛り上げ、会場も一緒にダンス。途中、リョウガとユースケがステージの下に降りるシーンもあり、ユースケは装着していた車体を外して高く持ち上げながら通路を疾走。エネルギッシュなヘドバンにもファンは大熱狂だった。
MCはリョウガの「皆さん、T-SPOOK楽しんでますかー!」という煽りから。「皆さん、仮装が素晴らしいですね。僕らは何のコスプレか分かりますかー?」(リョウガ)と聞くと、会場が「せーの!」の合図で「ピクサー!」と回答。その反応にニッコリした7人は改めて「僕たち、ピクサー作品のコスプレでーす」と自己紹介。1人ずつの仮装に触れる場面では、サリー姿のコーイチが「コスプレというより本来の姿になったみたいな(笑)」(リョウガ)とツッコまれたり、リョウガが「ちゃんと顔真似しなきゃ分かんない!」というタクヤの無茶ブリで瞼の上に描かれた目をアピール。ユースケは「本当は(ライトニング・マックィーンは)赤なんですけど今回は特注で(イメージカラーの)黄色です!」と紹介し、続けて車体部分を体から取り外して「僕はカーズの土台です!」と笑わせた。
後半は、カイが「ここでもう一段階上に行きたいので、皆さんも簡単な振りを一緒にやってください! 10月26日にリリースした2ndアルバムのリード曲を披露させていただきます」と「Seventh Heaven」をパフォーマンス。前半はクールなダンスで決め、中盤は手でハートを作るコミカルなダンスで大盛り上がり。目まぐるしく変わる刺激的な曲調でファンを魅了した。続いてはタクヤが「一緒に手を叩けるところがあるので、真似してみてください」と声をかけて「Clap Our Hands」を。リズミカルなクラップで会場がひとつになり、曲中のタクヤのセリフ「ありがとう」にも黄色い歓声が飛んでいた。
クライマックスは“2次元愛”を表現したリョウガのセンター曲「超えてアバンチュール」でエネルギッシュにステージを盛り上げ、そのままの勢いで最終曲「Burn!」へ。手をクロスする振り付けでボルテージは最高潮に達し、メンバーも下に降りてファンを煽ったり、カラーボールを投げ入れてノリノリ。そして最後は、「モンスターズ・インク」のストーリーにちなんでユースケがボンベで観客の声援を集めるという演出が。「もっともっとー!」と会場を煽り、その声を聴きながら手動式のボンベの目盛りを上下させるユースケ。曲が終わり、ボンベがフルチャージになるとファンも大喜び。いつもとは違うカラフルなピクサー作品に扮した7人のステージは、ユースケの「任務完了〜!」という絶叫で幕を閉じた。
Photo:米山三郎