flumpoolが3月20日(日)、約3年半ぶりのオリジナル・フルアルバム『EGG』のリリースを記念して、東京・新宿ステーションスクエアにてサプライズライブを敢行した。
新宿ステーションスクエアに突如現れたバルーン型巨大卵。一見ただのモニュメントかと思われたその“卵”の中から、flumpoolメンバーがサプライズ登場。突然ライブを開始し、街ゆく人々の度肝を抜いた。
アルバムリード曲「解放区」のイントロにのって、メンバーが“卵”の中から登場するや否や、噂を聞きつけて集まった観客の大歓声に包まれた。
「新宿〜!」とヴォーカル山村隆太の煽りに、会場はヒートアップ。普段憩いの場として親しまれているその場所が、一気にライブ会場へと様変わり。気づいた人々が一気に会場になだれ込んでいく。続けて、映画&TVシリーズ『亜人』主題歌「夜は眠れるかい?」を披露。観客のボルテージは最高潮に盛り上がった。
MCでは「もともと路上でやっていたので・・・」と、感慨もひとしおに山村がデビュー前の想い出を語り、ギターの阪井も「めっちゃ、人いる!!」と興奮気味に会場の雰囲気を味わっていた。その後のMC中、先日オフィシャルHPのCDジャケットをジャックし話題となっていた“ぐでたま”が、ステージをジャックしようとばかりに、“ぐでぐるま”なる台車にのって飛び入り出演。一気に緊張はほどけ、ゆるーい空気に会場が包み込まれた。
阪井は「みんな、“ぐでたま”知ってる? 今めっちゃ人気だけど、先週、僕ら、この“ぐでたま”に、オフィシャルサイトのアルバムジャケット、乗っ取られたんですよ」とチクリ。そうすると山村も「今日のライブも全部“ぐでたま”に持って行かれる!!」とあせる場面も。それに対して“ぐでたま”も「立ち上がるのがだるい・・・」など、いつものぐでっぷりを披露し、観客をさらに沸かせていた。
その後、ライブの最後には、flumpoolの新機軸となる楽曲「World beats」で、新宿駅前全体を巨大なダンスフロアのようにし、ゲリラライブは終了。わずか20分のステージだったものの、約3,000人もの観客を集め、鮮烈なインパクトを残してメンバーは会場を後にした。
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