ゆずが1日3日、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて全国ツアー<YUZU ARENA TOUR 2015-2016 TOWA –episode zero->の最終公演を行った。
今回のツアーは、昨夏に横浜スタジアムで開催した弾き語りライブ<二人参客>を受け、北川悠仁、岩沢厚治が「これから出ていく新曲たちを、まずライブでファンの皆さんに聴いてほしい」という想いから、ニューアルバムリリースに先駆けて敢行。昨年10月20日の静岡公演からきょうまでに13カ所27公演、約27万人を動員した。
会場には1万7094人のファンが集結。「HAMO」でライブの幕が上がり、「少年」では2人が別々のフロート車に乗り込み客席の前を移動しながら演奏。北川が「新年あけましておめでとうございます!今日はツアーファイナル。全部出しきっていくぞ!」と煽ると、観客のボルテージはさらに上昇。移動した会場中央で「栄光の架橋」を弾き語りバージョンで披露すると、会場全体から暖かな拍手が贈られた。
その後、ステージにそびえ立つ巨大セット“キャッスル・オブ・トワ”を紹介し、新曲「いっぱい」「みそら」を披露したほか、ロックナンバー「た Ri ナ ぃ」では、ステージ上に巨大な“恐竜”も登場。昨年の紅白歌合戦でも披露した「かける」では、会場が一体となりファン全員がステージへ腕を振り上げた。
アルバムタイトル曲として先行配信された「TOWA」では、プロジェクションマッピングによってキャッスル・オブ・トワ全体が変わるがわる変化し観客を圧倒。その後も「夏色」「OLA!!」など盛り上がり必至のナンバーを立て続けに披露し、ラストスパートに向けたたみかけた。
最後のMCで北川は改めて“アルバム発売前ツアー”について話し始め「こういう試みは初めてだったので、正直、最初はすごく不安だったんです」と吐露。しかし、ツアーに参加したファンの「新曲を真剣に聴いてくれる姿や応援してくれる拍手・声援」が心の支えになったといい「そのひとつひとつが、途中でくじけそうになったこのツアーを無事やり切ることができました。本当にありがとう」と感謝。眩い特効が舞うなか、バンドメンバー・パフォーマーのオールラインナップで「終わらない歌」を披露し、ライブの幕を閉じた。
ゆずは1月13日に約2年ぶりとなるオリジナルアルバム『TOWA』をリリース。同じ週の14日・16日・17日にはSPECIAL LIVEと題し<LAWSON presents YUZU ARENA TOUR 2016 TOWA supported by 日本生命>を開催する。
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