プログレッシブ・メタルの雄、ドリーム・シアターが、ニュー・アルバム『ジ・アストニッシング』を1月29日に世界同時リリースすることが明らかとなった。
グラミー賞ノミネートを果たした前作『ドリーム・シアター』から約2年半ぶりとなる今作は、2部構成の34曲からなる2枚組コンセプト・アルバム。前作に続き、NYのグレンコーブのCove City Sound Studiosにてレコーディングを行い、ジョン・ペトルーシがプロデュースを担当。エンジニア・ミックスは、リチャード・チッキが手がけている。
さらに今作は、名プロデューサーのデビット・キャンベルによるフル・オーケストラをフィーチャー。舞台は中世封建制度に支配されたディストピア。常に機械の唸るような騒音があり、無感情の服従により平和であるかのような錯覚に陥っている世紀末に、その雑音を克服し帝国を打ち破る、選ばれし者の到来を望んでいる場所からストーリーは始まる。アルバム特設サイトでは、ストーリーの登場人物や地図が続々と公開されており、また”Empire Nafaryus”と”Commander Arhys”という2つの軍に分かれてTwitterアカウント、メーリングリストが始まっている。
12月4日より、アルバムからのリード曲「ザ・ギフト・オブ・ミュージック」を、ボーカルのジョン・ペトルーシの特別インタビューと併せてローリング・ストーンサイトにて先行公開している。
なお今作は、CD2枚組の通常盤の他、4枚組LPヴァイナル・セットの発売も予定されている。
<関連リンク>
■『ローリング・ストーン』サイト
■『ジ・アストニッシング』特設サイト