坂本龍一監修による次世代のための音楽全集が電子書籍シリーズに

古今東西のさまざまな音楽を対象に、坂本龍一がクラシック・ポピュラー・民族音楽といったジャンルの枠を超え、選りすぐりの音楽を紹介する『commmons: schola（コモンズ・スコラ）』。

2008年にスタートしたCDブック・シリーズ、2010年から放送開始されたTVシリーズ（NHK Eテレ）に続き、いよいよ電子書籍シリーズの発売が始まった。第1回配信の刊行テーマは、第1巻『J・S・バッハ』と第2巻『ジャズ』。

シリーズの幕開けを飾る第1巻『J・S・バッハ』は、誰もが名前は知っているバッハの音楽、そして作曲家が生きた時代について、坂本龍一が浅田彰、小沼純一とともにこれまでにない視点から語り合っている。

第2巻のテーマとなる『ジャズ』では、日本のジャズ・シーンを牽引するピアニスト・山下洋輔を選者に迎え、プレ・モダンジャズからモダンジャズ、そしてフリージャズへと突き進むジャズの黄金期を紹介している。

以後、毎回2巻、継続的に配信予定とのこと。