70年代末〜80年代初頭イギリスで巻き起こったポストパンク〜ニュー・ウェーブ・シーンを代表するバンド、ギャング・オブ・フォーの新作アルバム「ホワット・ハプンズ・ネクスト」が本日2月25日発売された。
ギャング・オブ・フォーを率いるアンディ・ギルはその切り裂くような鋭利でストイックなギター・スタイルで当時のシーンだけでなく、後世のロックにも大きな影響を与えたカリスマ・ギタリスト。実際にレッド・ホット・チリ・ペッパーズはそのデビュー作のプロデューサーにアンディ・ギルを起用し、その他U2やR.E.M、ニルヴァーナ、ブロック・パーティやフランツ・フェルディナンドらがギャング・オブ・フォーへの賛辞を惜しまない。
日本のロック界でこれらのバンドと同じようにギャング・オブ・フォーへのリスペクトを表明してきたのが他ならぬ日本を代表するギタリスト、布袋寅泰だ。2013年にギター・マガジンの別冊ムックとして刊行された『布袋寅泰 GUITAR WORKS COMPLETE FILE』で二人は初めて対談し、お互いのギター哲学、音楽観において深く通じ合い、意気投合。今回ギャング・オブ・フォーがニュー・アルバムを制作するにあたり、アンディ・ギル側からのコラボレーションオオファーを布袋が快諾して2大ギタリスト夢の競演が実現した。

布袋寅泰は今回のコラボレーションについて「アンディ・ギル、そしてギャング・オブ・フォーとこうやってコラボレーションできること自体が夢みたいだし、アルバムに参加できたことをとても光栄に思っています。アンディは優れたプロデューサーでもあって、彼からいろんなヒントをもらったし、スタジオの中でジャムもしながら僕の中にある僕らしい部分も引き出してくれたと思うしね。そして最終的に素晴らしい最新のギャング・オブ・フォー・サウンドになっていて、そんな作品に関わることができて本当に光栄に思います。」と語っている。
このアルバムには他にザ・キルズのアリソン・モシャート、ザ・ビッグ・ピンクのロビー・ファーズらも参加しており、前作発売後に主要メンバーが脱退し、オリジナル・メンバーはアンディ・ギルを残すのみとなった新生ギャング・オブ・フォーのサウンドに華を添えている。
アンディ・ギル他ギャング・オブ・フォーのメンバーと共にアリソン・モシャートも出演する「ブロークン・トーク」のミュージック・ビデオが公開中なのでそちらもチェックしよう。

【商品情報】
【CD】
アーティスト名: GANG OF FOUR ギャング・オブ・フォー
アルバム・タイトル: WHAT HAPPENS NEXT ホワット・ハプンズ・ネクスト
2月25日発売
VICP-65292 2,500+税
日本盤ボーナス・トラック 3曲収録
[iTunes]
https://itunes.apple.com/jp/album/what-happens-next/id961009248
◆ギャング・オブ・フォー ビクターエンタテインメント・アーティストHP
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A024996.html
【リンク】
【ブロークン・トーク ミュージック・ビデオ】
https://www.youtube.com/watch?v=zwFHiSRc19E
<関連リンク>
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