新作からのファースト・シングル「November Tale」の音源が公開!
今年で結成31年を迎えるウォーターボーイズ。ケルティック・フォーク、アイルランド伝統音楽、プログレ、カントリー、ゴスペルなどからの影響を受けたその独自の音楽性、そしてスコットランドの吟遊詩人とも評される歌詞は国内外で高い評価を受けている。今年のフジロックではバンドとして念願の初来日も果たした彼ら。そしてなんと来年1月には、約4年ぶりの新作となる『モダン・ブルース』を発売することが発表されました!
ナッシュビルでレコーディングされたという今作は、マイク・スコット自身がプロデュースを手掛け、ザ・ローリング・ストーンズやデヴィット・ボウイなど名だたるアーティストを手掛けてきたボブ・クリアマウンテンがミキシングを担当。彼らの代表作『フィッシャーマンズ・ブルース』と同じようにパフォーマンス精神を高めることに重点を置き、アンサンブルをライヴで録音することを検討するなど、早くも最高傑作となる予感がしています。
さらに、エンディングを飾る10分を超える大作「Long Strange Golden Road」ではPEALOUT時代に「フィッシャーマンズ・ブルース」のカヴァーを演ったことでマイク自身とも親交のある近藤智洋が2006年に発表した「The Midnight Chord(真夜中のコード)」の演奏が使用されています。マイクが「数あるカヴァーのうち1番のお気に入りはPEALOUTヴァージョンだ」と話し、これまでにも近藤の音楽をサンプリングしたものがウォーターボーイズのコンサートSEに使用されるなど、この二2組のつながりは深いもの。今年のフジロックでは念願の初対面も果たしたマイクと近藤、次に来日公演を行なう時にはステージ上での共演が観たいところです。
なお、嬉しいことに国内盤は1週間先行リリースのうえ、2曲のボーナストラックを収録。また、現在そんなニュー・アルバムからのファースト・シングル「November Tale」の音源が公開されています。フジロックに続いて単独来日公演が待たれるウォーターボーイズ。嬉しい知らせが届くその日まで、是非新作を聴きこんでください!
ウォーターボーイズ「November Tale」音源はこちら:
https://www.youtube.com/watch?v=Fd1iOvxRqLw
■アルバム情報
アーティスト名:The Waterboys(ウォーターボーイズ)
タイトル:Modern Blues(モダン・ブルース)
レーベル:Kobalt
品番: HSE-60200
発売日:2015年1月14日(水)
※日本先行発売、ボーナストラック2曲、歌詞対訳、ライナーノーツ 付
<トラックリスト>
1.Destinies Entwined
2.November Tale
3.Still A Freak
4.I Can See Elvis
5.The Girl Who Slept For Scotland
6.Rosalind You Married The Wrong Girl
7.Beautiful Now
8.Nearest Thing To Hip
9.Long Strange Golden Road
10. Louie’s Dead Body (Is Lying Right There)*
11. Colonel Parker’s Ascent Into Heaven*
*日本盤ボーナストラック
■ショートバイオグラフィー
1983年結成、英国エジンバラ出身のマイク・スコットを中心としたUKロック・バンド。ケルティック・フォーク、アイルランド伝統音楽、プログレ、カントリー、ゴスペルなどの影響を受けている。バンド名はルー・リードの曲の歌詞から名付けられる。初期はNYパンクの影響を受けたニューウェーブバンドとしてスタートし、U2フォロワー的な扱われ方もされていた。2014年にフジロックで初来日を果たし、2015年1月に約4年ぶりとなるニュー・アルバム『モダン・ブルース』をリリースする。