9月27日(土)、aiko、いきものがかり、秦 基博、back number、YUKI等日本を代表するアーティストを手掛け、今年活動30周年を迎えた音楽プロデューサー島田昌典氏が楽天タワー(品川シーサイド)にて自身初となる講演を開催した。
これは氏の活動30周年記念ワークスコンピアルバム「島田印-島田昌典ワークス・ヒットコレクション-」の発売を記念して、楽天ブックスで本商品を購入した方を対象に行われたもので、音楽プロデューサーとはどういう職業か、「島田印」収録曲の解説、音楽をプロデュースする際の氏の想い、また活動30年の中で経験したここだけのマル秘エピソード等を、司会を務めるランキングBOX編集長である田中久勝氏とのトーク形式で披露した。
応募者の中から選ばれた参加者約100名は20代〜50代までの男女と、世代や性別を越えて幅広く、「島田印」に収録されているいきものがかりの「帰りたくなったよ」のイントロを島田氏がキーボードで生演奏をした際には感動のあまり泣き出す参加者も見られた。
「島田印」の収録曲を通して音楽に対して真摯な想いや経験を語る姿には参加者も聞き入り、メモを取る姿も見られたが、時折交えるジョークには笑いが漏れ、和やかな雰囲気で講演は進んでいった。
「おもちゃ箱」とも称した自身のスタジオ『Great Studio』の話では内観や、そこに置いてある数えきれない楽器の数々を写真と共に紹介し、そのGreat Studioを再現するコンセプトで11月4日(火)にいきものがかり、秦 基博、back numberを迎えて日本武道館で行われるライブ『「Great Studio Live at BUDOKAN」〜バラスーシな奴らがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!〜』について、「前回の島田会もいきものがかり、秦くんが“カブトムシ”をデュエットしたりと、その日だけのコラボが出来たけれど、今回はback numberも迎えてより大きくなった一夜限りの奇跡のコラボ、奇跡の歌を聴いて欲しい」と意気込みを語った。
続く島田氏への質問コーナーでは、なんと『Great Studio Live at BUDOKAN』に出演するいきものがかり、秦 基博、back numberからの質問もビデオで寄せられ会場は大きな驚きと歓声に包まれた。
最後はCD、ダウンロード、ストリーミングと、音楽との接し方や関わり方がどんどん変化していく中で大切にすべきものはなにかという田中氏の質問に「音楽を取り巻く環境は変わったとしても音楽の持っている力は変わらない。アーティストやクリエイターはその力を信じ、一生懸命良い作品を追求することで、音楽の持つわくわくどきどきを伝えていくことが大切だ」と90分にわたる講演を締めくくった。
島田氏の真摯な想いが詰まった「島田印」やライブ等最新情報は島田氏の期間限定スペシャルサイト、またオフィシャルフェイスブックページでチェック可能となっている。
◆島田昌典 期間限定スペシャルサイト
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/shimadajirushi
◆Great Studio / 音楽プロデューサー島田昌典オフィシャルフェイスブックページ
https://ja-jp.facebook.com/greatstudio2014
この後も日本武道館という素晴らしい舞台でのスペシャルライブを控えた音楽プロデューサー島田昌典氏の動きから引き続き目が離せない!
■CD情報詳細
音楽プロデューサー島田昌典 活動30周年記念コンピレーションアルバム
「島田印-島田昌典ワークス・ヒットコレクション-」
2014年4月16日発売
BVCL-588 2500(税抜)
<収録曲>
1.「SAKURA」 いきものがかり
2. 「あとひとつ」 FUNKY MONKEY BABYS
3. 「グッバイ・アイザック」 秦 基博
4. 「YOU -Single Version-」 JUJU
5. 「花束」 back number
6. 「歓びの種」 YUKI
7. 「ツバサ」 アンダーグラフ
8. 「ギブス」 JUJU
9. 「春夏秋冬」 スガ シカオ
10. 「フルール」 近藤晃央
11. 「遠い匂い」 YO-KING
12. 「帰りたくなったよ」 いきものがかり
13. 「朝が来る前に」 秦 基博
□楽天ブックス 「島田印」特集ページURL
http://books.rakuten.co.jp/event/cd/shimadamasanori
■スペシャルライブ詳細<チケットSOLD OUT>
音楽プロデューサー島田昌典活動30周年記念ライブ
“いきものがかり・秦 基博・back number Present”
「Great Studio Live at BUDOKAN」〜バラスーシな奴らがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!〜
日程:2014年11月4日
開場 18:00 / 開演 19:00
会場:日本武道館
出演:いきものがかり、秦 基博、back number
伝説の「島田会」復活! Great Studioから生まれた数々の名曲を豪華競演でお届けします!
音楽監督:島田昌典
チケット料金:全席指定7,000円(税込)
問い合わせ:SOGO TOKYO
Great Band
Piano 島田昌典
Guitar 八橋義幸
Bass 根岸孝旨
Drums 玉田豊夢
Keyboards 皆川真人
Percussion 朝倉真司
Strings 真部裕ストリングス
【島田昌典氏コメント】
ボクには30年間の幾多の出会いに、感謝の言葉しか出てきません。素晴らしいアーティスト、力強い楽曲、その出会いを導き協力くださった多くの方々。
思わず、いつものボクの口癖「バラスーシ!」を連発しそうです。心から、ありがたい。
この作品集はボクにとっての足跡、音楽人生、まるで写真アルバムのようにキュンとなる宝箱です。
イントロが開いた途端、制作行程の細部や、楽曲への秘めた想いまでがスッと顔を出し、生き生きと動き始めます。
どんなフレーズにしよう、どの楽曲を使おう、どのテイクを残そう、と試行錯誤したことや、生みの苦しみや喜びを共にしたスタジオの空気、メンバーの表情、交わした言葉、深夜に食べた出前まで。
その制作過程のリアルな映像が、胸を占領します。
作品は旅立ち、アーティストのパワーに磨かれて、大きく成長してくれました。曲はアーティストのものであり聴く人のもの。聴く人の心に引っかかり育って初めて名曲の仲間入りができます。
で、実はボクはその名曲が素っぴんの頃に、そっと印を付けておくんです。島田の、好きな、島田印。ひとさじの隠し味を。これぞプロデュースの醍醐味かもしれません。
この作品集を通して、島田印を見つけていただけたら幸いです。
【島田昌典プロフィール 】
音楽プロデューサー/アレンジャー/キーボーディスト。
1961年大阪生まれ。小学校入学後、5年間ピアノを習う。小学4年生の時、近所の中学生からビートルズを聴かされ、衝撃を受ける。中学へ上がると共にピアノレッスンをやめ、友人と部屋にこもってのオープンリールとカセットデッキ による多重録音に夢中になる。中学、高校時代は洋楽やフォークソングのカヴァー、オリジナル曲作り、さらにブラスバンドで ユーフォニウムを担当するなど、地味な音楽生活を送っていた。レコーディングに興味を抱いたのはこの頃から。
大学では軽音楽部に入り、当時大ブームだったジャズフュージョンの洗礼を受ける。その後「NANIWA EXPRESS」の青柳誠氏にピアノを師事し、同じくNANIWA EXPRESSの清水興氏率いる「HUMAN SOUL」に参加、自身のバンドや関西をベースにセッションワーク、アーティストサポート等、キーボーディストとして仕事を始め、22歳のときピアノトリオの演奏で初めてギャランティをもらう。
1990年、関西テレビのライブセッション番組「夢の乱入者」にレギュラー出演、ギタリストの渡辺香津美氏と出会う。メンバーは渡辺香津美g、清水興b、東原力哉d、島田昌典keyの4人。この「夢の乱入者」バンドを通し1997年の番組終了まで、
数々のアーティストとのセッションで“名演”を体験する。1993年、渡辺香津美バンド「RESONANCE VOX」(渡辺香津美g、東原力哉d、バカボン鈴木b、 ヤヒロトモヒロper)に参加。平行してアレンジの面白さに目覚め、CMやアーティストの編曲を始める。
さらに1991年、自身のユニットでSony Music Auditionでグランプリ受賞。これを機に東京へ活動拠点を移し、様々なセッションに参加、アーティストのサポートを始める。ムーンライダーズ白井良明氏のユニット、ジャズとサーフミュージックを融合した「サーフトリップ」(白井良明g、スカパラホーンズ、 佐藤研二b、香取良彦vib、ジミー橋爪d)に参加、白井氏の数々のスタジオワークでキーボーディストとしても参加する。
1997年、aikoのインディーズアルバム2枚をサウンドプロデュース、メジャーデビュー後もサウンド プロデューサーとして多くの楽曲に関わる。
2001年、自身のプライベートスタジオ「Great Studio」を立ち上げ、鍵盤楽器をはじめギター、ベース など数々のビンテージ楽器、録音機材を収集(特に復刻版メロトロンは島田サウンド必須のアイテム)。ここから数々のヒットソングを創作していった。
自身のルーツともいえるビートルズからのブリティッシュサウンド、サイケデリックサウンド、バンド サウンド、アメリカのルーツミュージック、ストリングスアレンジ、などなど、影響を受けた幅広い音楽 からのスピリットを、自身のフィルターにかけて融合する、島田昌典ならではの「ひとひねりある」 ポップサウンドは、今や多くのポピュラリティーを得て、特にアーティストから篤い支持を得ている。根っからの音楽好きで、根っからの音楽職人。楽器収集家でもあり、楽器演奏家でもある。
今日も また“新しい音”を求めて、こだわりの機材と共に、プロデュース、アレンジに没頭している。
プロデュース、アレンジ アーティスト
aiko、いきものがかり、秦 基博、back number、JUJU、FUNKY MONKEY BABYS、YUKI、Chara、スガ シカオ、真心ブラザーズ、YO-KING、STARDUST REVUE、山下久美子、TOKIO、小泉今日子、中森明菜、小池徹平、中川翔子、奥華子、アンダーグラフ、矢井田瞳、馬場俊英、FLOW、SunSet Swish、メレンゲ、カラーボトル、NIKIIE、HAPPY BIRTHDAY、ひいらぎ、チュール、カサリンチュ、吉田山田、阿部芙蓉美,矢野絢子、近藤晃央、岡野宏典、片平里菜、おおたえみり、沢井美空、ケラケラ、岡本真夜、スキップカウズ、柳田久美子、石嶺聡子、河村隆一、森恵、ねごと、etc(順不同、敬称略)
<関連リンク>
■島田昌典 期間限定スペシャルサイト