Photo by 田中聖太郎
通算11枚目のオリジナルアルバム「FUN-FARE」を引っさげ、今年2/22より全国34か所に渡るツアーLIVEを展開してきたEvery Little Thing。そのツアーも終盤に差し掛かった7/5(土)、東京国際フォーラムAにて、通算350公演を達成した。
この日は、持田香織のキュートな振り付けをフィーチャーした「BFF」「Take Me Tell Me」でスタート。「今日はいろんな曲をやります。存分に楽しみながらいきたいです」と短めのMCをはさんで、前半はアルバム「FUN-FARE」からのナンバーを中心に披露。
途中、持田が歌う予定だった「キミト」を間違えて「きみの て」と紹介してしまい、バンドが即興で「きみの て」を演奏。それに合わせて持田が「きみの て」を歌うという一幕も・・。めったに見られないアクシデントに、会場も大盛り上りだ。
後半は「Shapes Of Love」「出逢った頃のように」など懐かしい曲も飛び出し、さらにヒートアップ。持田はステージの端まで走り回り、ファンは全員で曲を大合唱した。
アンコールの1曲目を歌った後、持田は「今日、11本目のタイトルツアーにして350公演を達成しました!!」とファンに報告し、「今まで応援してくれたみなさん、ありがとうございます!!」と感謝を述べる。そして会場にいる全員で記念撮影。18年間走り続けてきた快挙を、ファンと一緒にお祝いした。
さらに、今年12月14日に開催される『JALホノルルマラソン2014オフィシャルアーティスト』としてオフィシャルテーマソングを歌うことが決定したこと、そして持田自らランナーとして現地で走ることが発表された。意気込みを聞かれて「頑張るしかないですね。平均何時間で走れるんですか? 5時間?・・走れるかな〜?」という持田に、「もう走るって発表しちゃったよ」と突っ込む伊藤。会場からは「頑張って〜!!」の声援が送られた。
続いて「イントロの派手な曲をやります!!」と、おなじみの「Dear My Friend」で盛り上がり、ラストはしっとりと「愛の謳」で締めて、ステージも客席も一体となった熱いコンサートになった。
今コンサートはあと2公演となり、6日は同所の国際フォーラム、ツアーラストは7月11日に那覇市民会館で行われる。
【プロフィール】
持田香織(Vocal・東京都出身・1978年3月24日生)
伊藤一朗(Guitar・神奈川県出身・1967年11月10日生)のユニット。
1996年にシングル「Feel My Heart」でデビュー。翌年、4枚目のシングル「For the moment」で初のオリコン1位を獲得してからは、リリースするシングルのほぼ全てがオリコン上位にランクイン。さらに1998年リリースのバラード「Time goes by」が スマッシュヒット。1999年リリースの初のベストアルバム「Every Best Single +3」もオリコン初登場1位を獲得した。2001年リリースの19枚目のシングル「Jump!」以後は、アコースティックサウンド中心の暖かみのある曲調の楽曲が主となるライブツアーなども精力的に行っている。
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■Every Little Thing オフィシャルWEBサイト