2014年6月1日(日) ヤクルトホール、マチュア(成熟)世代のおばさま方で満員御礼大熱狂!大成功のうちに終了!
「ビジュアル歌謡」の新星、「和流スター」の本命として、大きな人気を集める川上大輔。
川上大輔は、昨年2月にシングル「ベサメムーチョ」で彗星のごとく歌謡界にデビュー。日本歌謡の名曲「ベサメムーチョ」を唄い、3月には、日本歌謡の数々の名曲を唄うファーストアルバム「ベサメムーチョ 〜美しき恋唄〜」をリリースするや、「ビジュアル歌謡」の新星、「和流スター」の本命として、大きな注目を集め、「プラチナボイス」と呼ばれる官能的な歌声と端正な容姿がマチュア(成熟)世代を中心に大きな人気を集めている。
また、歌番組のみならずバラエティ番組にも出演し、身長180cmという長身とそのルックスだけでなく、聴いた人のほとんどが女性歌手と間違えてしまう独特なハイトーンボイスと歌唱力も大きな話題を呼んでいた。
今年2月には、「第28回 日本ゴールドディスク大賞」の「ベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティスト」を受賞。3月には、初のオリジナル楽曲として2013年10月に発売され自身初となるオリコン シングル演歌・歌謡ウィークリーランキング初登場第1位を獲得したヒットシングル「アモーレ・アモーレ」、そして、自身初のドラマ主題歌(テレビ東京系 「金曜8時のドラマ 三匹のおっさん〜正義の味方、見参!! 〜」主題歌) に起用された最新ヒットシングル「言葉に出来ない男です」などを収録した2ndアルバム「パシオン 〜言葉に出来ない男です〜」を発売と、まさに歌謡界のニュースターとして人気急上昇中である。
そんな川上大輔のワンマンライブが、『FIRST IMPACT 〜川上大輔LIVE2014〜』と題して、2014年6月1日、東京/新橋のヤクルトホールにて開催された。
今回の公演は、自身初となるワンマンライブ。そして、初ワンマンにしてホールでの開催。それにも関わらず、チケットは一般発売されるや瞬時完売。デビュー1年の演歌・歌謡曲系の新人としては異例の快挙として、業界でも大きな話題となるなど注目を集めていた。
そんな勢いを示すかのように、会場はマチュア(成熟)世代の観客を中心に満員御礼札止め。
デビューからわずか1年と3か月での初のワンマンライブ。しかしそこには、歌手デビューを目指してからは下積み修行期間として8年を要した川上大輔ならではの、「思い出」と「今」そして「未来」が詰まっていた。
冒頭は、バックライトで姿が浮かび上がる中、アカペラで「愛の讃歌」を歌唱。「プラチナボイス」と呼ばれるその美声にいきなり心を奪われる。そして、ヒットシングル「アモーレ・アモーレ」のイントロとともに川上大輔の全身が照明で映し出されると、超満員の会場は「大ちゃーん!」の大歓声と大絶叫に包まれる。まさに「歌謡界のニュースター」の登場に、そのボルテージはいきなりピークに。
記念すべき初ワンマンライブの初MCでは「(今日のライブの)タイトル通り“最初の衝撃”をみなさんに感じていただければ。また僕自身も初めて(のライブ)ですから、出来ればそんな衝撃を自分自身も感じたいと思っています!チケットも瞬時完売したと聞きました。本当にありがとうございます。今日お越しのみなさますべての方に今一度心から感謝申し上げます。ありがとうございます!僕自身の感謝の思い、そして歌に対する熱い思い、そんな色々な思いを今日のステージ1曲1曲最後まで心を込めて全身全霊で歌わせていただきたいと思っております。」と語った川上大輔。
今回は、ギター、ベース、ドラム、キーボードの生バンドを従えてのライブ。生バンドならではのグルーブとともにアッパーチューンではこれでもかと盛り上がり、また、ミディアム〜バラードチューンでは、その美声に酔いしれるなど、圧巻のステージが続いた。
今回の公演では、過去に発表された、昭和を中心とした数々の名曲カバーやオリジナル楽曲の他にも、ワンマンライブならではのカバー曲も新たに初披露。今話題のヒット曲「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」(『アナと雪の女王』より)、「First Love」(宇多田ヒカル)「赤いスイートピー」(松田聖子)、「オン・マイ・オウン」(『レ・ミゼラブル』より)などが初披露された。
また、その生い立ちをまとめたスペシャルフォトが上映されるコーナーなど、憎い演出コーナーも観客を多いに沸かせていた。
気が付くと、全24曲のフルボリューム。しかし、そのエンタテインメント性溢れ、かつ濃密な時間はあっという間に過ぎて行った。
本編のラストは、自身初のドラマ主題歌にも起用された最新ヒットシングル「言葉に出来ない男です」、そして昭和の名曲「あなたのすべてを」で締め、最後のMCでは、クリスマスの頃に次回のワンマンライブが開催されることも本人の口から初発表され(詳細は後日オフィシャルHPで発表されるとのこと)、会場から万雷の拍手が湧き上がっていた。
ダブルアンコールでは、「人生限られた時間、そして限られた出会い、そんな中で、人は楽しいこと、辛いこと、色々経験していきます。僕が思うにはおそらく楽しいことより辛いことの方が人生においてはたくさんあるかもしれないです。愛する方々がおそらくみなさんにいらっしゃると思います。僕にもいます。なかなか生きるだけでも大変な今の世の中、明日が見えないそんな不安を抱えながらおそらくたくさんの世界中の方々が生活されていると思ったりします。みなさんの笑顔、そして幸せを、何よりも心から心から願っています。」のMCとともに「誕生」(中島みゆき)を歌唱。その曲中では、マイクを外して歌い上げ、まさに「生」の「歌声」が会場を包み込んでいった。
初のワンマンライブ。2014年6月1日。そこには、初のワンマンライブならではの「過去」「現在」そして「未来」が詰まっていた。
そして、そこには、川上大輔から観客への「感謝の想い」がたくさん詰まっていたし、そして観客から川上大輔への「感謝の想い」もたくさん詰まっているように感じられた。
そのエネルギーが詰まった会場を目の当たりにすると、「歌謡界のニュースター」の更なる「未来」を感じずにはいられなかった。
人は、人それぞれ色々な環境に囲まれ、時に色々な状況に寄り添いながら、時に色々な状況を抱えながら生きている。
会場に詰めかけた人々が「今日のライブに来てよかった」と思っているのではないだろうか。
ライブが終わって、そんなことを感じる感動的なライブだった。
【セットリスト】
★第1部
OP愛の讃歌
M1 アモーレ・アモーレ
M2 愛をひと雫
M3 ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー
M4 ウナ・セラ・ディ東京
M5 愛人
M6 恋人よ
M7 夢一夜(ゆめひとよ)
M8 レット・イット・ゴー〜ありのままで〜
M9 First Love
M10赤いスイートピー
M11 オン・マイ・オウン
★第2部
M1 べサメムーチョ
M2好きと云ってよ
M3 そっとGood bye
M4雨に煙る街
M5星降る街角
M6片想いのロマンス
M7 よせばいいのに
M8言葉に出来ない男です
M9 あなたのすべてを
[アンコール]
En1アモーレ・アモーレ
En2黄昏のビギン
En3誕生
【2ndアルバム 詳細情報】
川上大輔 2ndアルバム
「パシオン 〜言葉に出来ない男です〜」
【収録曲】
[CD]
1. 言葉に出来ない男です
2. アモーレ・アモーレ
3. 夢一夜(ゆめひとよ)
4. 愛をひと雫
5. 好きと云ってよ
6. よせばいいのに
7. 片想いのロマンス
8. 旅愁
9. 黄昏のビギン
10. そっとGood bye
※全形態(CD初回限定盤・CD通常盤・カセット)とも収録曲は同一内容となります。
[CD]
●初回限定盤:CD(全10曲収録)+DVD WPZL-30781/2 3,300(税抜)
●通常盤:CD(全10曲収録) WPCL-11705 2,800(税抜)
[カセット]
●通常盤のみ(全10曲収録) WPTL-10003 2,800(税抜)
【LINK】
ワーナーミュージック・ジャパン オフィシャルホームページ内 川上大輔ページ
http://wmg.jp/artist/kawakamidaisuke
川上大輔公式YouTube Channel :
http://www.youtube.com/user/kawakamidaisukeTV
<関連リンク>
■川上大輔 公式ホームページ