明日4月3日(木)に東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールで開催される、歌手・UAと音楽家・菊地成孔によるライブ「cure jazz reunion」 を記念し、2006年に「UA×菊地成孔」名義にて発表されたジャズ・アルバム『cure jazz』の高音質配信が、本日4月2日(水)より開始されることが決定した。「JAZZ WEEK TOKYO 2014」の初日に実施されるこちらのライブ、実に8年ぶりとなる奇跡のコラボライブ再演ということで、まさにプレミアムな一夜になること必至。今回この再演を記念し、2006年に発表されたアルバム『cure jazz』のCDマスター音源に、ビクタースタジオが有するオリジナル技術「K2HDプロセッシング」を使用してのリマスタリングが施された、CDスペックを超える高音質音源(ハイレゾ音源)が発売されるとのこと。
これまで作品を手にしていなかったユーザーはもちろん、今回ライブに足を運ぶユーザーや既にCDを所有しているリスナーも、これを機にハイレゾリューションならではの臨場感で本作の魅力を堪能してみてはいかがだろうか。
*ハイレゾとは?
ハイレゾとはハイレゾリューション(高解像度)のことです。「ハイレゾ音源」とは、CDを超えてよりマスターが持っている情報量に近い高解像度の音源(データ)のことを指します。CDよりも情報量の多いハイレゾ音源ではきめ細やかな音になり、CDでは再生できない空気感と臨場感を表現する事ができます。
*実際にハイレゾをお楽しみ頂くにはいくつかの方法があります。詳細は下記サイトにてご確認ください。
http://hd-music.info/html.cgi/help_03.html
<配信サイト>
4月2日(水)12:00より配信開始
「HD-Music.」http://hd-music.info/
<ライブ情報>
JAZZ WEEK TOKYO 2014『cure jazz reunion』
日時: 2014年4月3日(木) OPEN 18:15 / START 19:00
会場: 東京・渋谷 Bunkamuraオーチャードホール
出演: UA×菊地成孔
料金: 6,500円
「JAZZ WEEK TOKYO 2014」オフィシャルサイト http://jazzweektokyo.com/
<プロフィール>
UA 歌手
UAとは、スワヒリ語で「花」という意味を持つ言葉。1972年3月11日生まれ。母方の故郷は奄美大島。1995年6月ビクタースピードスターからデビュー。当時から、その個性的なルックスと存在感のある歌声で注目を集める。『情熱』『悲しみジョニー』『ミルクティー』などのヒット曲を持ち、AJICOやUA×菊地成孔といったコラボ作品もリリース。また、NHK教育『ドレミノテレビ』(2003) に歌うお姉さん“ううあ”としてレギュラー出演。翌年リリースの、童謡・愛唱歌集『うたううあ』(2004)はロングセールスを記録。さらに、『水の女』(2002 / テサロニキ国際映画祭グランプリ)での初主演を皮切りに、『大日本人』(2007)、『eatrip』(2009 / モントリオール世界映画祭正式出品)等映画出演も多数。その活動は多岐に渡る。2010年4月、キャリア初の公開レコーディングライブアルバム『ハルトライブ』をリリース。6月にはデビュー15周年企画カバーアルバム『KABA』を発表。2013年6月、香港のアーティストGay Birdと香港で3日間のパフォーマンスを行う。また、2005年より都会を離れ、田舎で農的暮らしを実践しつつ、環境問題や平和を願う活動にも力を注いでいる。2011年沖縄県へ移住。第三子を出産。子供達の安全な食と未来を考える「ティダノワ」設立、精力的に活動している。
菊地成孔 音楽家 / 文筆家 / 音楽講師
ジャズメンとして活動・思想の軸足をジャズミュージックに置きながらも、ジャンル横断的な音楽・著述活動を旺盛に展開し、ラジオ・テレビ番組でのナヴィゲーター、選曲家、批評家、ファッションブランドとのコラボレーター、映画・テレビの音楽監督、プロデューサー、パーティーオーガナイザー等々としても評価が高い。「一個人にその全仕事をフォローするのは不可能」と言われる程の驚異的な多作家でありながら、総ての仕事に一貫する高い実験性と大衆性、独特のエロティシズムと異形のインテリジェンスによって性別、年齢、国籍を越えた高い支持を集めつづけている、現代の東京を代表するディレッタント。2010年、世界で初めて10年間分の全仕事をUSBメモリに収録した、音楽家としての全集『闘争エチカ』を発表し、2011年には邦人としては初のインパルスレーベルとの契約を結び、DCPRG名義で『Alter War In Tokyo』をリリース。主著はエッセイ集『スペインの宇宙食』(小学館)、マイルス・デイヴィスの研究書『M/D〜マイルス・デューイ・デイヴィス3世研究』(河出新書/大谷能生と共著)等。最新刊は『時事ネタ嫌い』(イーストプレス)最新アルバムは菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール『戦前と戦後』(TABOO)