LIVE中、ゲスの極み乙女。ワンマンTOUR開催を発表!
昨年12月にリリースした2nd mini album「踊れないなら、ゲスになってしまえよ」がロングセールスを続けている”ゲスの極み乙女。”。今最も世間の熱い注目を集めているバンドの中心人物である川谷絵音(Vo/Gt/Syn)企画によるLIVEイベント『エノンと愉快な仲間たち Vol.1』が、2月19日(水)渋谷WWWにて開催された。
出演バンドは、川谷絵音が所属するもう1つのバンド”indigo la End” 、ゲスの極み乙女。のメンバーちゃんMARI(Key)が所属する”Crimson”、同じくゲスの極み乙女メンバーほな・いこか(Dr)が所属する”マイクロコズム”、そしてゲスの極み乙女。の4バンド。
会場には若い男女を中心に約400名の客が集まり超満員状態。イベントのスタートを今か今かと待ちわびる中、トップバッターとしてステージに登場したのはindigo la End。「ようこそ『エノンと愉快な仲間たち』へ!」と、川谷絵音(Vo/Gt)の一声でLIVEスタートの幕が開け、場内は大きな拍手で沸いた。先ずは「レナは朝を奪ったみたいだ」を挨拶代わりに披露。
「キャロルクィーン」「緑の少女」「彼女の相談」といったファンの間でもお馴染みの楽曲で一気に会場内を熱気に包みこみ、MCでは「1年ぶりの3rd mini Album『あの街レコード』を4月2日にリリースします。今までと違う作風になってるので是非聴いてみて下さい」と、メジャーデビューミニアルバムの告知を川谷が行い、会場内は暖かい大きな拍手に包まれた。その流れのまま、3rd mini album『あの街レコード』に収録される「ダビングシーン」を披露し、一番の盛り上がりを見せ、「渋谷!」「そんなもんでいいのか?!」とドラムのオオタユウスケによる観客の煽りの元、最後は「名もなきハッピーエンド」で締め括った。
2番目にステージに登場したCrimsonは、メンバー竪山 博樹(Dr)が諸般の事情で今回のイベントに不参加となり、川中 梢 (Vocal) と、福重 まり (Keyboard) ※ちゃんMARI の2人編成でライブに臨んだ。indigo la Endのステージで熱気に包まれた会場を、Vocal&GuitarとKeyboardによる、しっとりとした”大人”なサウンドにより、良い感じにクールダウンさせるパフォーマンスは、観客に心地良さを提供した。
3番目に登場したマイクロコズムは、太田 美音(Vo.&Gt.)が機材トラブルに見舞われながらも、佐藤 穂奈美(Dr.&Cho.)※ほな・いこか の会場内・観客の熱量を維持する、サービス精神旺盛な笑いを取る繋ぎにより事なきを得、最後の曲まで圧巻のパフォーマンスを披露。リズム隊無しの編成で臨んだCrimsonの後ともあり、より一層佐藤 穂奈美のDr.が映えるステージングが非常に印象深かった。
今回のイベントのトリを務めたのは、ヒップホップ・プログレバンドの”ゲスの極み乙女。”。メンバー全員がステージに登場するや否や、会場内の観客全員から待望感が伝わる大歓声が沸き起こった。ライブ前に、「リハやらせて下さい」との川谷の言葉に、観客のボルテージは上昇。もはや彼らのライブアンセムと言っても過言ではない、「ドレスを脱げ」で本編がスタート。これまでの会場内の空気とは一変し、一気に会場がダンスホールと化した。彼らはここから更に観客を煽りにかかった。ライブ中に観客に餅を投げ配るパフォーマンスでお馴染みの「餅ガール」、川谷がGuitarを置き、ハンドマイクで踊りながら歌う「キラーボール」のワン・ツーフィニッシュにより、バンドと観客のボルテージは最高潮に達した。
MCでは、これまた恒例のちゃんMARIによる「コポォ!」のコール&レスポンスや、川谷からの無茶振りによる、休日課長がGuitarでの即興ソングを披露したりと、彼らの人気の要因の1つでもある観客を楽しませるスタンスに会場内が温かい空気に包まれた。そんな和やかムードを一気に吹き飛ばす、ほな・いこかをフィーチャーした「いこかなでしこ」、「jajaumasan」と間髪入れず畳み掛け、本編最後の「ホワイトワルツ」で恒例の”ゲスの4か条”を披露し、大歓声と笑顔で幕を閉じた。
ファンからのアンコール声援によりに再びステージに登場。アンコール直前のMCでは「全国7か所ワンマンツアー決定しました!」と、4月2日に発売されるメジャーデビュー作品となる3rd mini album「みんなノーマル」のリリース記念となるワンマンツアーを発表。観客による歓喜の声で場内が沸いた。
アンコールは「課長が好きなこの曲で最後終わりたいと思います」との川谷のMCにより「モニエは悲しむ」を披露。その言葉通り、休日課長のベースソロパートで大いに盛り上がりを見せ、アンコール含めた全6曲のコンパクトなステージながらも彼らの魅力を余す事無く観客に魅せ付けた。「近いうちに今回のイベントの番外編を計画したいと思います!」と、次のイベントを示唆する川谷の発言で場内を沸かせステージを後にした。
今回出演した4バンドそれぞれが異なる音楽性を持ちながらも、一貫して「一体感」を観客に対し提示出来たのは、企画者である川谷絵音による”ゲスの極み乙女。”のバンドメンバーから派生させたブッキング構成に尽きるであろう。
LIVE詳細
●タイトル:ト『エノンと愉快な仲間たち Vol.1』
●会場:渋谷WWW
●日時:02月19日(水) 開場:18:00 開演:19:00
●出演:ゲスの極み乙女。/indigo la End/Crimson/マイクロコズム
セットリスト
【indigo la End】
M1:レナは朝を奪ったみたいだ/M2:キャロルクイーン/M3:緑の少女/
M4:彼女の相談/MC/M5:ダビングシーン/M6:名もなきハッピーエンド
【Crimson】
M1:掌に小宇宙/M2:Boys&Girls/M3:rqd/MC/M4: hermitage/M5:Theremin
【マイクロコズム】
M1:落とし蓋/M2:声/M3:オルタナちゃん/M4:それでも/MC/
M5:黒くにじむ空に絶えず鳴り響く/M6:abbie
【ゲスの極み乙女。】
M1:ドレスを脱げ/M2:餅ガール/M3:キラーボール/MC/M4:いこかなでしこ/
M5:jajaumasanM6:ホワイトワルツ/M7:en/M8:モニエは悲しむ
ゲスの極み乙女。ワンマンツアー「ゲスにノーマル」開催決定!
6/07(土)@新潟GOLDEN PIGS RED STAGE(開場17:30/開演18:00)
6/08(日)@仙台 長町RIPPLE(開場17:30/開演18:00)
6/14(土)@広島CAVE BE(開場17:30/開演18:00)
6/15(日)@名古屋UPSET(開場17:30/開演18:00)
6/21(土)@大阪JANUS(開場17:00/開演18:00)
6/22(日)@福岡DRUM SON (開場17:00/開演17:30)
7/05(土)@恵比寿リキッドルーム(開場17:00/開演18:00)
7/06(日)@恵比寿リキッドルーム(開場17:00/開演18:00)
*2月20日〜26日までオフィシャルHP:にてチケット先行販売スタート!
*チケット料金:各会場共通2,800円
*チケットの先行/一般発売等、詳細はオフィシャルHP→ http://gesuotome.com/
*企画:SPACE SHOWER NETWORK INC. 制作:SEVENS SOFTHOUSE
リリース情報
●ゲスの極み乙女。2nd mini album 「踊れないなら、ゲスになってしまえよ」 QYCL-10001 ¥1,714(本体)+税
【収録曲】 1.キラーボール 2.餅ガール 3.ゲスな三角関係 4.スレッドダンス 5.いこかなでしこ
6.jajaumasan 7.ハツミ 8.ホワイトワルツ now on sale!!
〜ゲスの極み乙女。& indigo la End Major Debut Mini Album 2014年4月2日(水)同時発売!!〜
●ゲスの極み乙女。3rd mini album 「みんなノーマル」WPCL-11747 ¥1,500(本体)+税
●indigo la End 3rd mini album 「あの街レコード」WPCL-11748 ¥1,500(本体)+税
アーティスト・プロフィール
■ゲスの極み乙女。
Vo/Gt/Syn:川谷絵音(indigo la End) ,Ba:休日課長(ex.indigo la End)
Key:ちゃんMARI(CRIMSON) ,Dr:ほな・いこか(microcosm)
2012年5月にindigo la Endのボーカルでもある川谷絵音を中心に結成した4人組ヒップホッププログレバンド。高い演奏技術を駆使した何が起こるかわからない曲展開に全てを飲み込んでしまう声。 プログレ、ヒップホップを基調としながらも独自のポップメロディを奏でる天才集団である。
■indigo la End
Vo,Gt:川谷絵音(ゲスの極み乙女。),Gt:長田カーティス,Dr:オオタユウスケ 2010年2月より活動を開始。絶対的な歌を中心に美しい音をポップに奏でるロックバンド。心象風景が音楽で具現化されたような際限のない広々としたサウンド、ボーカル川谷絵音の広く深く響く歌声を主軸とし確固たる独自の世界を多様な音楽で紡ぎ出す。