芥川賞ノミネート歴のある注目の作家、樋口直哉の青春小説『大人ドロップ』(2007年/小学館文庫刊)の実写映画『大人ドロップ』が、2014年4月4日(金)に公開致します。監督を努めるのは、映画監督・脚本家・演出家・小説家とマルチな才能を発揮する飯塚健。注目のキャストには、これから映画主演・出演作が目白押しの池松壮亮、そして橋本愛。さらに小林涼子、前野朋哉など共演陣もフレッシュで実力派ばかり。そんな2014年さらなる活躍が期待されるキャスト達の最新映像となる本作の予告編が完成いたしました。
高校3年の夏。少しずつ大人になってゆく親友やクラスメートの変化にひとり焦りを感じる主人公・浅井由(ゆう)。モヤモヤとした青春の記憶が、牧歌的な風景と共によみがえるこの予告編では、ロックバンド黒猫チェルシーによる書き下ろし主題歌「サニー」の音源も遂に解禁!! 主題歌「サニー」は、シンプルかつ骨太なサウンドに、オトナとコドモの狭間で揺れ動く悩める若者の心の叫びをのせた、若さと疾走感溢れるハード・ロック・ナンバー。
http://youtu.be/AAD3V3xfrhs
■『大人ドロップ』 ストーリー 〜
主人公・浅井由(池松壮亮)は高校3年の夏休み直前に、親友のハジメ(前野朋哉)に頼まれ、彼が想いを寄せるクラスメート入江杏(橋本愛)とのデートをセッティングする。しかし、そのことが原因で彼女を怒らせてしまう。仲直りできないまま夏休みに突入してしまい、さらに彼女は学校を辞め、急遽遠くへ引っ越してしまうという。浅井の心のモヤモヤはより一層増すばかりだが、その気持ちが恋なのか、親友への対抗意識なのか、ハッキリとは分からない。一方、大人になるために何かと経験を急ぐ女友達のハル(小林涼子)から、年上の彼氏との恋愛相談をされる。「大事なものを失っても経験しなければいけないことがある」とハルの言葉やハジメの言動の変化に、自分以外のまわりの人間が少しずつ大人の階段をのぼり始めていると感じ、焦りはじめる。
「大人になるって、何?」浅井はその答えを求めるかのように思い切って入江杏へ手紙を出した。数日後、彼女から返事が届き、学校を辞めた本当の理由を知ることになる。どうしようもない衝動に動かされ、浅井はハジメと共に片道200キロの旅に出た−
c2013 樋口直哉・小学館/「大人ドロップ」製作委員会
■『大人ドロップ』作品情報:
タイトル:『大人ドロップ』
公開表記:2014年4月4日(金) 全国公開 配給:東宝映像事業部 公式HP:otonadrop.jp
c2013 樋口直哉・小学館/「大人ドロップ」製作委員会
原作:樋口直哉「大人ドロップ」(小学館文庫刊)/ 監督・脚本・編集:飯塚 健
出演:池松壮亮、橋本愛、小林涼子、前野朋哉、渡辺大知 ほか
製作プロダクション:ダブ/製作:バンダイビジュアル、アサツー ディ・ケイ、ソニー・ミュージックアーティスツ、ダブ 上映時間:119分
Twitter:@otonadrop_movie
Facebook:facebook.com/otonadropmovie
■黒猫チェルシー プロフィール
渡辺大知(Vo)、澤竜次(G)、宮田岳(B)、岡本啓佑(Dr)からなる神戸出身のロックンロールバンド。高校在学中の2007年結成。2009年にインディーズより2枚のミニアルバムをリリース、2010年ミニアルバム『猫Pack』でメジャーデビュー。最新作は昨年リリースの2ndアルバム『HARENTIC ZOO』。そのルックスからは想像できない骨太なロックサウンドと卓越したライブパフォーマンス力には定評がある。11月23日からは東名阪ワンマン『黒猫チェルシーワンマンライブ−越冬BUG−』が決定している。
また、渡辺大知(Vo)は、映画「色即ぜねれいしょん」(2009年公開・日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞)を筆頭に、NHK連続テレビ小説『カーネーション』、NTT docomo CM、コカコーラCM等、数々の映画・ドラマ・CMに出演。俳優としての注目度も高い。
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■黒猫チェルシーHP