いよいよ、来週12月18日(水)に4年4カ月ぶりのオリジナルアルバム「One Song From Two Hearts」のリリースを控えたコブクロが、東京国際フォーラムAでクリスマスライブを行った、東京では、ホールで単独公演をやるのはなんと8年ぶり(最近はずっと武道館や埼玉などアリーナ)。会場内のロビーには、サンタとトナカイの恰好をしたコブクロの着ぐるみが登場し、大人気。
ライブがスタートし、「ちょっと早いけどメリークリスマス!」と、小渕がMCで叫べば、サンタ衣装やトナカイの恰好をしたミュージシャンの姿も舞台上に!今回の倍率は15倍という超難関。それもそのはず。プレミアムという事だけあって、内容はすべて小渕、黒田の2人で考え、今回は歴代のコブクロのアルバムからそれぞれ1曲ずつ、最近では特に演奏していない曲をセレクト。いつもとは大きく違った選曲だった!しかしMCは相変わらず絶好調。今日、小渕がはいていた、スカートに黒田が注目して、いじりながらも、おすぎとピーコの物真似を披露。191cmのお客さんとは、“俺はその気持ち、わかるよ!”話で盛り上がった。シャツの長さが足りない話、ネクタイが短く見える話。“わかるよ!俺はわかるよ!”を連呼!そして、小渕もうれしそうに、“コブクロの平均身長は181cmです!”と訴えた。
「どういうプレミアムにしようかと考え、全アルバムから1曲ずつ、久々にやる曲を集めた。来週リリースの『One Song From Two Hearts』に先駆けて、アットホームで楽しいライブをしたかった」と小渕は話した。
アルバムのリードトラック、「今、咲き誇る花たちよ」については「世界という大きなテーマを歌った。でも、みんなの中にも咲かせて欲しい小さい花もある」と小渕。そんな、メッセージ性のあるMCの後、黒田が最近飼い始めたラブラドールレッドリバーに黒田が噛まれ、まさかのオチにお客さんも、小渕も大爆笑!アルバム『One Song From Two Hearts』では、出来立てホヤホヤのCDの話をなんと黒田は客席で拝聴。小渕がお客さん、そして黒田に向けて、今作のこだわりの一つである歌詞カードの話など熱弁を振るう。さらに、小渕も客席に降りていき、一緒に盛り上がった。
「今年はいろいろとありました!ツアーができたり、アルバムができたり!みんなと一緒に走ってきたので、本当に楽しかったです!」と充実した今年を振り返る小渕にお客さんからあたたかい拍手が。そして、なんといってもクライマックスは、PAなど音響設備を一切使用せず、2人で歌ったアンコールの「One Song From Two Hearts」。5000人以上いる会場の最後尾まで、しっかり生声を届けた2人のパフォーマンスは、結成15年目にして原点回帰となった2013年の象徴だった。終了後オーディエンスは総立ち!拍手が鳴りやまなかった。
バンド演奏あり、2人での「One Song From Two Hearts」あり。また、アコースティックコーナーなど、緩急つけてのライブだった。
この余韻が冷めやらぬまま、来週12月18日(水)、いよいよオリジナルアルバム「One Song From Two Hearts」をリリースする!しかも、ここからは、さらに今年のコブクロの勢いをそのままに、豪快なイベントも目白押し!?