2009年の音楽活動休止から4年間の沈黙を破り、新曲「ハード・アウト・ヒア」を電撃リリース、その過激な歌詞とビデオで早くもTwitterが炎上したリリー・アレン。そんな彼女が、日本時間2013年12月5日(木)正午、「ハード・アウト・ヒア」の日本語字幕入りビデオを自身のYoutube公式チャンネル(http://www.youtube.com/user/lilyallen/videos ) にてに全世界へ初公開しました!
公開からたった2週間で1,000万回以上の再生数を突破し、ビデオの内容をめぐって様々なコメントがTwitter上に投稿され早くもリリーのTwitterが炎上するなど、注目の的となっている今作。その世界観を忠実に伝えるため、日本語字幕を付けたバージョンが公開されました。
手術台に寝かされ、脂肪吸引を受けるシーンから始まり、「どうしてこんなだらしない身体になってしまったんだ。」と嘆くマネージャーらしき男性に対し、「あの…子ども二人産んでるんですけど…」と答えるリリーの生々しい会話が衝撃的ですが、実は今回のビデオは、リリー自身が美容整形外科に行った経験がインスピレーションとなっているのです!(レーザーによる脂肪吸引手術の相談に行ったものの、当時第二子を妊娠している事実を知ったため実際には行わなかったそう。)
歌詞の内容は、相変わらずの“リリー節”が炸裂。世間一般から女性が求められている条件を並べながら、女性が活躍したくても世間は厳しいという現状をストレートに表現し、また、サビの「ハード・アウト・ヒア(世間は厳しい、という意)」のあとには、「For A Bitch(フォー・ア・ビッチ)」という歌詞が続きますが、男性が使うと女性軽視となる“ビッチ”を、“自分の意見をはっきりと言う意志が強くてかっこいい女”という意で使用しています。
ビデオの中では、特定の最新ヒット・ソングのミュージック・ビデオを思い出させるようなネタをパロディーにしたりと、近年のポップ・ミュージックに見受けられる過剰な性の売り出し方を痛烈に風刺した内容を盛り込んでおり、2013年8月に行われた「MTV Video Music Awards」で、ロビン・シックのパフォーマンスに参加したマイリー・サイラスが披露した “Twerk(トゥワーク)”というお尻を突き出す挑発的なダンスを真似していることから、当初、マイリー・サイラスを批判しているのでは、との憶測が飛び交いましたが、実はそうではなく、リリー自身はマイリーの大ファンでありいつかコラボもしたいとも公言しています!先日公開された今作のメイキング映像では、オフショットに加え、ダンス・スタジオで振付師とともに汗をびっしょりとかきながら、慣れないセクシーなダンスの振り付けを一生懸命に覚える健気なリリーの姿が収められています。
iTunes: https://itunes.apple.com/jp/album/id743802748
レコチョク: http://recochoku.jp/song/S22125040/