人気歌謡グループ「はやぶさ」が初ミニアルバム発売イベントに「小樽のひとよ」を作曲した鶴岡雅義がゲスト出演

（左より鶴岡雅義・ヤマト・ヒカル・ショウヤ）

昨年２月22日に「ヨコハマ横恋慕」でデビューし、今年１月23日発売の第２弾シングル「ちょっと待ってよヨコハマ」がロングセラー中の男性３人組新世代歌謡グループ、はやぶさ＝ヤマト（20）、ヒカル（26）、ショウヤ（20）が、今月27日にファースト・ミニアルバム「歌謡カヴァーソングス」を発売したのを記念して30日、東京・台場のデックス東京ビーチ・台場一丁目商店街タワー広場でイベントを行った。

同ＣＤは、昭和歌謡の名曲から「小樽のひとよ」（オリジナル＝鶴岡雅義と東京ロマンチカ）、「なみだの操」（オリジナル＝殿さまキングス）、「愛して愛して愛しちゃったのよ」（オリジナル＝田代美代子・和田弘とマヒナスターズ）、「泣かないで」（オリジナル＝和田弘とマヒナスターズ）、「よせばいいのに」（オリジナル＝三浦弘とハニーシックス、敏いとうとハッピー＆ブルー）、「女の意地」（オリジナル＝西田佐知子）の全６曲をカバー。この日は、そんなオリジナル楽曲がヒットしていた懐かしい昭和の時代の下町の町並みを再現した台場一丁目を会場に選び、約１００人の熱烈なファンが詰めかける中、新曲「ちょっと待ってよヨコハマ」を歌った後、ヤマトが「小さいころから祖父の影響で昭和の大スター・石原裕次郎さんにあこがれてムード歌謡を歌う歌手になりたいとずっと夢に見て歌を歌ってまいりました。このたび僕の大好きなムード歌謡の名曲ばかりを集めたアルバムを発売させていただき、このような素晴らしい場所で発売記念イベントを開かせていただいて本当にうれしく思います」、ショウヤが「レコーディングを何カ月もかけてさせていただいたことをいまから思い出します」、ヒカルが「子どものころから歌手になりたくて、そして昨年、その夢が叶えられまして、夢にまで見たアルバムを発売させていただけることになってとてもうれしいです。昭和の大先輩方の名曲を歌わせていただいた歌がＣＤになり、こんな幸せなことはありません。今日は一生懸命練習してきた成果を皆さんに聴いていただきたい」と笑顔であいさつ。

同アルバムから「よせばいいのに」「愛して愛して愛しちゃったのよ」「小樽のひとよ」の３曲を披露し、その最後の曲「小樽のひとよ」（昭和42年の大ヒット曲）を作曲した鶴岡雅義と東京ロマンチカのリーダー・鶴岡雅義が駆けつけ、「今日は、はやぶさの応援でやってきました。私たちの時代はもう終わりで、これからははやぶさの時代です。若いということ素晴らしい。私たちがやってきたのはムード歌謡コーラスですが、これからはニュームードです。彼らは若いし、歌もうまい。レコーディングは２、３回と早かったです。完ぺきでした」と絶賛。ヒカルは「大先輩方の名曲ばかりなので、はやぶさらしくフレッシュさを出していきたい。演歌・歌謡曲を知らない人たちにもその曲の素晴らしさ、魅力を伝えていきたい」と意欲を燃やし、鶴岡は「これからは、彼らにニュームードというジャンルを作っていってもらいたい」と話していた。

プロフィール
2012年2月にデビューした新世代歌謡グループ。オリジナル曲の斬新な振り付け、奇想天外で目が離せないミュージックビデオ、誰も為さない早朝ストリートライブなどが口コミで広がり、幅広い世代で話題となっている。それに伴い、数々の歌番組、バラエティ番組への出演で知名度上昇中。