2007年「モントルー・ジャズ・フェスティバル・コンペティション」で優勝。2010年「セロニアス・モンク・インターナショナル・ジャズ・コンペティション」ではセミファイナリストに選出。2012年「サラ・ヴォーン・インターナショナル・ジャズ・ヴォーカル・コンペティション」で優勝。ジャズ界で今、最も注目されているフランス人ジャズ・ヴォーカリスト、シリル・エイメーの初ソロ・アルバムが本日10月16日に先行配信された。ドミニカ共和国の出身の母とフランス人の父のもとに生まれたシリル。ドミニカン・リズムをルーツに持ちながらジプシー・スウィングの創始者として知られる伝説的ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの末裔らとキャンプで過ごした音楽的体験によってジプシー・スウィングを昇華させた独創的なスタイルでジャズの可能性を拡げる。
メランコリックで瑞々しくも柔らかな歌声でジャズ・スタンダードやオリジナル・ソングの他ドアーズやヴァネッサ・パラディのカヴァー曲等幅広いレパートリーを三人のギタリストを中心とするユニークなバンド編成で奏でる。
【リリース情報】
先行配信アルバム
『グッド・デイ』シリル・エイメー
IT’S A GOOD DAY / CYRILLE AIMEE
10月16日発売 ¥1,800(税込)
iTunes https://itunes.apple.com/jp/album/its-a-good-day/id716682232
CDアルバム
『グッド・デイ』シリル・エイメー
IT’S A GOOD DAY / CYRILLE AIMEE
10月23日発売 VICJ-61693 ¥2,100(税込)
<収録曲>
イッツ・ア・グッド・デイ IT’S A GOOD DAY (Peggy Lee – Dave Barbour)
バンブー・シューツ BAMBOO SHOOTS (Sam Anning)
トゥエンティー・エイト 28 (Cyrille Aimee – Bob Kendall – Michael Valeanu)
それなのに POURTANT (Frank Monnet -Mathieu Chedid)
ワン・ウェイ・チケット ONE WAY TICKET (Cyrille Aimee)
ヤング・アット・ハート YOUNG AT HEART (Johnny Richards – Carolyn Leigh)
眠らない夜 NUIT BLANCHE (Cyrille Aimee)
まぼろしの世界 PEOPLE ARE STRANGE (The Doors)
オール・ラヴ ALL LOVE (Babik Reinhardt – Cyrille Aimee)
キャラヴァン CARAVAN (Duke Ellington – Irving Mills – Juan Tizol)
トリコティズム TRICOTISM (Oscar Pettiford)
ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー LOVE ME OR LEAVE ME (Gus Kahn – Walter Donaldson)*
スマイルSMILE (Charlie Chaplin – Geoffrey Parsons – John Turner)*
*日本盤ボーナス・トラック
【コンサート情報】
2013年12月9日(月)〜11日(水) 丸の内COTTON CLUB コットンクラブ
【プロフィール】
■シリル・エイメー (Cyrille Aimee):
1984年フランス、フォンテーヌブロー生まれ。フランス人の父とドミニカ人の母をもちドミニカン・リズムに囲まれた家庭で育つ。アフリカやニューヨークのラーチモントで過ごした後、11才の時にフランスに戻る。彼女が暮らした村には毎年5月に ジャンゴ・ラインハルト・フェスティヴァルの参加する何千ものジプシーがヨーロッパ中から集まり草原でキャラバンを組む。14才の頃に夜ごと家を抜け出し、ジプシー・キャンプに通いジプシーらと焚き火を囲みながら語り歌い、ラインハルト・ファミリーとも親しくなる。またジプシーのマヌーシュ・ギター奏法も学校で学んでいたが、彼女のヴォーカルの才能に気づいた教師の奨めによって2000年のジャンゴ・ フェスティヴァルでマヌーシュ・ビッグ・バンドをバックに歌い喝采を浴びたことがきっかけで歌手を目指すことになる。2007年には「モントルー・ジャズ・フェスティバル・コンペティション」で優勝し、2010年の「セロニアス・モンク・インターナショナル・ジャ ズ・コンペティション」で3名のファイナリストとなっている(優勝はセシル・マクロリン・サルヴァント)。2012年には第1回「サラ・ヴォーン・インターナ ショナル・ジャズ・ ヴォーカル・コンペティション」で優勝。現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する。
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