2020年のオリンピック・パラリンピックが東京で開催されることになり、日本国内のオリンピックへの関心が高まっているが、来年のソチ大会でNHKの放送のテーマソングを担当するアーティストがコブクロに決定した。
4年に一度の夢の舞台、オリンピック。選手にはみなドラマがあり、そのドラマのクライマックスが、オリンピック。栄光をつかむ者もいれば、涙する者も。どんな結果であれ、選手たちは、人生を凝縮させた最高の輝きをみせる。そんな選手たちへ心からのエールを送りたい、また応援する私たちの思いを音楽で表現したいとのNHKの想いから、「コブクロ」にNHKソチオリンピック放送テーマソングが依頼された。
■アーティスト選考のポイント(NHKコメント)
人々の心に響く表現力を持ったアーティストであることポイントとしました。数々のヒット曲を生み出した「コブクロ」は、世代や性別を超えて広く支持を受けています。一瞬にかける選手の気持ちを素直に表現し、私たちに大きな感動を与えてくれる楽曲になるものと期待しています。
楽曲については10月末の発表を予定しており、NHKでは大会期間中のオリンピック放送のオープニングタイトルやエンディングテーマをはじめ、大会前のオリンピック関連番組、PRスポットなどで使用される。
■コブクロからのコメント
2014年、ソチオリンピックのNHK放送テーマソングを作らせて頂く事になりました。この大会に向けて、日々努力をされているアスリートの方々が沢山います。その一瞬にかける情熱と、そこに生まれる感動や美しさは、冬季独特のものがあります。そんな場面の力になれる様なメロディーと歌詞を、今、模索しています。選手の方と、応援する多くの人々にとって思い出深い冬季オリンピックになるよう、僕等の音楽で後押しできたら良いなと思います。
■NHKオリンピック放送テーマソングの歩み
1988年 ソウル 浜田麻里「Heart and Soul」
1992年(冬)アルベールビル ——–
1992年 バルセロナ 寺田恵子「PARADISE WIND」
1994年(冬)リレハンメル 高橋真梨子「遙かな人へ」
1996年 アトランタ 大黒摩季「熱くなれ」
1998年(冬)長 野 F-BLOOD「SHOOTING STAR」
2000年 シドニー ZARD「Get U’re Dream」
2002年(冬)ソルトレークシティ MISIA「果てなく続くストーリー」
2004年 アテネ ゆず「栄光の架橋」
2006年(冬)トリノ 平原綾香「誓 い」
2008年 北 京 Mr.Children「GIFT」
2010年 (冬) バンクーバー ラルク アン シエル「BLESS」
2012年 ロンドン いきものがかり「風が吹いている」
2014年(冬)ソチ コブクロ
尚コブクロは、12月18日(水)、4年4カ月ぶりとなるオリジナル・アルバム
「One Song From Two Hearts」をリリースすることが決定している。