井上陽水・石川セリ夫妻の長女、依布サラサ(29)が、9月4日(水)に初のエッセー集『長い猫と不思議な家族』を祥伝社より出版する。この本は、作詞家・歌手、そして一児の母である依布が、両親や娘との数々のエピソードを交えて、ありのままを綴ったもの。自身のことはもとより、個性豊かな家族に囲まれて育った中で、両親から教えられたこと、家族に対する想いが素直な言葉で書かれている。
読んでいただく方には“家族との繋がり”あらためて感じてもらえたら という気持ちを込めて書下ろしたエッセーである。
現在、依布サラサは、2011年の東日本大震災後に、娘との生活を見つめ直したタイミングで父の故郷であり、よくプライベートでも訪れていたという大好きな福岡へ移住し、地元のテレビやラジオを中心に活動を行っている。この7月31日には、福岡のテレビ局(九州朝日放送)が例年行っている夏のキャンペーンのテーマソングとして、父・井上陽水より初の楽曲提供をされた『キャッホー』をリリースし話題を呼んだ。
■『長い猫と不思議な家族』2013年9月4日発売 祥伝社 刊
定価:1,365円(税込)四六判 ソフトカバー ISBN 978-4-396-61462-1
◎本文より
両親から言われた言葉の中で、私の印象に残っている教え。
セリさんの教えは「たくさん感動しなさい」。
陽水さんの教えは「たくさん泣きなさい」。
私には二人の教えがとてもバランスがとれているように思えます。
(「井上家のポジティブ感とネガティブ感」より)
■ 依布サラサ コメント
初めてのエッセイ集を書きました。
長い時間かけて書かせていただけたことで、自分自身の中の発見や変化、ふっきれたことがありました。父、母から教わったこと。娘を育てる母として思うこと。核家族化で、家族との疎遠が目立つ昨今、家族とコミュニケーションをとる大切さ、家族ってややこしいし面倒な時もたくさんあるけれど、家族の持つ温かく大きな力に気付いたこと。
無関心ほど怖いものってないように思います。お互いに関心をもてることに感謝して家族と貴重な時間を過ごすためのヒントになればと思います。
私事ですが本日、かねてからお付き合いさせていただいていた一般男性の方と入籍します。新たな家族も加わって、また新しい物語が始まることにわくわくしております。家族を持つ全ての人に、この本を読んでクスッと温かい気持ちになって頂けたら嬉しいです。
■CDリリース情報
『キャッホー』 発売中(2013年7月31日発売)
作詞:依布サラサ・井上陽水、作曲:井上陽水
(第17回九州朝日放送「水と緑のキャンペーン」テーマソング)
初回限定盤(KSCL2269-70 )1,995円(税込)
通常盤(KSCL2271)1,020円(税込)
<レギュラー出演番組>
【テレビ】
■KBC(九州朝日放送)
・「サワダデース」(月−金)10:45〜11:40 火・木曜コーナー担当
・「週末まるごと!よくばりミルキィ」(土)9:30〜10:30 レギュラー
【ラジオ】
■FM NACK5
・「GOLDEN 4 EGGS」(月−木)23:00〜23:30 水曜レギュラー「〜依布サラサSTAR of WONDERLAND〜」
■KBC(九州朝日放送)
・「9ヂカラ」(月−金)9:00〜12:00 金曜レギュラー
・「音楽の時間」(日)19:00〜19:30 レギュラー
<関連リンク>
■依布サラサ 公式サイト