細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏、この才能溢れる3人のミュージシャンにより結成した、日本で最も成功し、そして影響を与え、今なお精力的に活動を続けているユニット“Yellow Magic Orchestra”の名曲の数々をジャズ・カバーした世界初となるアルバム「Yellow Magic Orchestra JAZZ COVERS」(3/13発売)を、本日iTunes期間限定スペシャルプライス1,200で先行配信をスタートさせた。
80年代に音楽からファッションに至るまでの大きな社会現象を引き起こした音楽ユニット・YMO。1978年の結成以来、当時最先端の楽器であったシンセサイザーと、それをコントロールするコンピューターを大胆に導入したアーティストとしてその功績を語られる事が多かったが、夫々の楽曲の完成度の高さはそれ以上に特筆すべきものがあった。初期の頃は、オリエンタルな中国風の音階が印象的であったが、その本質はポップミュージックのメロディーとリズムが、クラシカルな和声と結び付いたオリジナリティー溢れる楽曲そのもにあり、その素の魅力を最大限に感じ取る事が出来るのが今回リリースされるアルバム「Yellow Magic Orchestra JAZZ COVERS」だ。
カバーをするのは、United Future Organization「V」のトラック・メーカーとしても活躍し、現在、ZFK Communicationsというドイツのレーベルにアーティストとして所属し、国内外のアーティストに楽曲提供や、アレンジャー、プロデューサーとしてグローバルに活躍するジャズ・ギタリストでもあるMITSUKUNIが主催するジャズ・ユニット“ENOLA QUINTET(エノラ・クインテット)”。MITSUKUNIにとって、初めて買ったレコードはYMOであり、その影響を最大限に受け、そしてその魅力を最も知るからこそ出来る選曲と、アレンンジメントは、マニアをも唸らせる事が出来る密度の高いモノとなっている。また、YMOをこれまで聴いた事がリスナーにとっては、クラブユースからBGMまで、多様な聴き方を楽しめる魅力的なアルバムとなっている。
Yellow Magic Orchestra Jazz Covers / ENOLA QUINTET
2013年3月13日発売
TKCA-73883 / 2,200(tax in)
徳間ジャパンコミュニケーションズ
01. RYDEEN -t j mix-
作曲: 高橋幸宏
02. TONG POO
作曲: 坂本龍一
03. CUE -t j mix-
作詞・作曲: 高橋ユキヒロ、細野晴臣
04. TECHNOPOLIS -t j mix-
作曲: 坂本龍一
05. 君に、胸キュン。
作詞: 松本隆 / 作曲: 坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏
06. SHADOWS ON THE GROUND -t j mix-
作詞: 坂本龍一、高橋幸宏、ピーターバラカン / 作曲: 坂本龍一、高橋幸宏
07. CASTALIA
作曲: 坂本龍一
08. SEOUL MUSIC -t j mix-
作詞: 坂本龍一、ピーター・バラカン / 作曲: 坂本龍一、高橋幸宏
09. U・T -t j mix-
作曲: 細野晴臣・坂本龍一・高橋幸宏
10. PERSPECTIVE
作詞: 坂本龍一、ピーター・バラカン / 作曲: 坂本龍一
11. SILENCE OF TIME -t j mix
作詞: 坂本龍一 / 作曲: 坂本龍一、高橋幸宏
12. BEHIND THE MASK -t j mix-
作詞: クリス・モスデル / 作曲: 坂本龍一
【ENOLA QUINTET 】
MITSUKUNIがリーダー&プロデューサーを兼ねるジャズ・ユニット。MITSUKUNIは小学生の時にスーパーゼビウスをきっかけに、初めて買ったレコードはYellow Magic Orchestraだった。そのサウンドに衝撃を受ける。中学生からギターを始め徐々にジャズに傾倒していく。ウェス・モンゴメリー、パットメセニー、ジム・ホールに心酔し、ジャズ・スクールではジャズ・ギター科を専攻。主に都内のジャズ・スポットや、ライブ・ハウスにて国内外の様々なミュージシャンと共演。同時にアシッド・ジャズ・バンドを結成し、クラブ・シーンでも活躍。United Future Organization「V」のトラック・メーカーとしても活躍。現在、ZFK Communicationsというドイツのレーベルにアーティストとして所属し、国内外のアーティストに楽曲提供やアレンジャー、プロデューサーとしてグローバルに活躍中。
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