パンクロックシーンの代名詞、LOW IQ 01が年明け早々、豪華メンツと共に昨年発売されたシングルのレコ発ワンマン「“a room with a view” special one night show」を赤坂ブリッツで行った。ワンマンとしては初披露となるバンド編成(LOW IQ 01 & MIGHTY BEAT MAKERS)のメンバー、Guitar&Choに渡邊忍(ASPARAGUS)、Drumsに盟友、福田”TDC”忠章(FRONTIER BACKYARD/SCAFULL KING)、Bassに日向秀和(STRAIGHTENER)、そしてLOW IQ 01がステージに現れると、会場からは地響きのような声援が飛び交った。
オシャレに定評のあるLOW IQ 01、今回は全身黒のコーディネートで1曲目「SWEAR」からモッシュやダイブが巻き起こり、スタートからヒートアップ!ファンがこの時を待ちわびていた事が伝わってくる。さらに、ステージ袖が「鬼が来た!」と何やら怪しい雰囲気になり、BRAHMANのTOSHI-LOWが乱入! いつものことながら、LOW IQ 01のライブは想定外のゲストが乱入し、楽しませてくれる。その後はライブで定評のある曲をはじめ、最新シングル「a room with a view」のレコ発ワンマンということもあり、シングルに収録され、初の全編日本語歌詞として話題となった「七」(※漢字の七を三つで読みは「き」)と「KI-KI-SU-GO-SU」の2曲がライブで初めて披露された。さらに、アンコールでは、珍しく「a room with a view」(アコースティック・ヴァージョン)を渡邊忍とLOW IQ 01の二人がアコギを奏でるっといったサプライズも!
音楽もデジタル化している昨今、LOW IQ 01の多彩なライブスタイルは、バンド編成やその土地で公演される度にCD楽曲とは異なる音楽を作り出す魅力がある。それは会場に集うファンと一緒にステージを作り上げるというのもあるが、LOW IQ 01を軸に組まれるバンド編成(LOW IQ &THE BEAT BREAKER、LOW IQ & ANOTHER BEAT BREAKER、LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS、LOW IQ 01 & MASTER LOW、LOW IQ 01 & MIGHTY BEAT MAKERS)で「誰と一緒に音楽を作るのか?」という事から多様なライブ空間を生み出すLOW IQ 01の抜群な音楽センスと人脈があってこそだと思う。何年経っても色あせない彼の楽曲は、そういったセルフプロデュース能力の高さから今なお支持されているのだと実感させられる最高のライブだった。
■RELEASE INFORMATION
6th SINGLE 「a room with a view」
NOW ON SALE
CTCR-40345 ¥1,200(tax in) cutting edge
LOW IQ 01初の全編日本語歌詞を披露した楽曲2曲を含む
全3曲4ヴァージョン収録が収録された最新シングル
http://www.lowiq01.jp/
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