ロックバンドMONKEY MAJIKが21日、今回で3回目となる東日本大震災復興支援プロジェクトチャリティーライブ「SEND愛」を東京・NHKホールで行われ、シンガーソングライターの小田和正(65)がサプライズ出演を果たした。
MONKEY MAJIKと小田和正氏の出会いは、昨年3月の東日本大震災で被災したMONKEY MAJIKのメンバーが震災復興支援プロジェクト「SEND愛」を立ち上げ、地元仙台でのチャリティーライブへの出演をメンバーが敬愛してやまない、小田和正氏に依頼した事から始まった。その後、六月に行われた小田和正氏の地元横浜でのLIVEが小田和正氏との初対面となり、クリスマスに放送されたテレビ番組で初競演、更に今年4月に宮城セキスイハイムスーパーアリーナにて行われた小田和正氏のLIVEに飛び入りで参加するなど親交を深めていた。そんな中、震災から1年半が経過した今年9月にMONKEY MAJIKが今思う心境を手紙に込めて小田氏に送った。その内容に同氏が共感しコラボレーションが実現。12/5に発売した「A Christmas Song」のクリスマスソングが出来上がった。
ライブではアンコールでのサプライズゲストとして登場し、「空はまるで」、「my home town」 「A Christmas Song」の3曲を熱唱。観客も突然の夢のような出来事に、大きな歓声が上がった。特に昨年MONKEY MAJIKがカバーした小田和正氏の楽曲「my home town」では、被災地?東北仙台への強い想いが込められ、曲を通して被災地である「故郷」を想う彼らの変わらぬ強い気持ちに、会場中の涙を誘った。
MCの中で小田氏は『震災後彼らのボランティア活動を目にし、とても感銘を受けたと語り、そして一緒にステージに立てた喜びの言葉を、彼らへのエールとして贈った。』チャリティーライブ「SEND愛」に小田和正氏が登場したことで、ファンのみならずMONKEY MAJIKのメンバーにとってもひと足早いクリスマスプレゼントとなり、自分達が住む東北の更なる復興を願うにふさわしい「仙台愛」が強く印象に残るチャリティーライブとなった。
<MONKEY MAJIKコメント>
震災後、初めて見たコンサートが、小田和正さんの横浜公演だった。そこで「my home town」を聴いた時色々な事を思い出し感動した。横浜は小田さんのmy home townで自分達のhome town(仙台)の為にもっとやらなければならない事があると思わせてくれた。その事が、勇気になり自分達が頑張るメッセージになり、そのメッセージを仙台に持ち帰り、その後様々な活動を始めた。
今、音楽をやっているのは小田さんのおかげでもあります。今回東京で一緒にliveをした事は夢の様な話しで、同じステージに上がると小田さんの身長が6mあるくらいに見える大きな存在でもあり、ずっと憧れていた雲の上の存在でもあります。
今回、そんな雲の上から僕達が良い意味で引き釣り下ろしました。(笑)
自分達にとってもファンの皆さんにとっても良いクリスマスプレゼントになったのではないかな?
■リリース情報
・Monkey Majik +小田和正/『A Christmas Song』(シングル)
・MONKEY MAJIK/『ENGLISH BEST』(アルバム)
同時発売中!
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