グラミー賞ノミネート歴をもつロック・バンド、ストーン・サワーが2枚のアルバムからなるコンセプト・アルバムの第1弾作品、『ハウス・オブ・ゴールド・アンド・ボーンズ・パート1(原題: House of Gold & Bones Part 1 )』をいよいよ今週水曜日10月24日にリリースする。コンセプト・アルバムの第2弾は2013年に発売される予定。プロデューサー、デイヴィッド・ボトリル(Tool, Muse, Staind)指揮のもと、バンドの地元、アイオワ州デモイン近郊にあるSound Farm Studiosでレコーディングが行なわれた。
今作は、フロントマン、コリィ・テイラーによる物語『ハウス・オブ・ゴールド・アンド・ボーンズ』の前編部分を語る作品となり、来年春に発売される、後篇部分を語る『ハウス・オブ・ゴールド・アンド・ボーンズ パート2』をもって完結
する、という作品になっているのだが、その内容だけでなく、パッケージでも画期的な作品となる事が明らかとなった。この2枚のアルバムのパッケージを組み立てると、まさに「ハウス(家)」が出来上がる、というものだ。
実際のパッケージから「ハウス(家)」へと組み立てられるその模様は、彼らのフェイスブックにて映像として公開されている他、ロードランナーのオフィシャルYOUTUBEチャンネルでも公開されているので、そちらを是非チェックしてみて欲しい!
http://youtu.be/e-J64gOe4nE
この驚く仕掛けを施したパッケージをデザインしたショーン・モッシャー・スミスはこう語っている。「コリィから物語をもらい、パッケージに関して彼からもらった指示は、“この物語からインスパイアされるものを自由に表現して欲しい”という事だけだった。非常にチャレンジングな作業だったけど、物語の持つテイストを各ページで表現していったんだ。実際に二つのパッケージを組み合わせて家を形作る、というアイデアは、もともとはコリィから出たものだ。二人でいろいろな話をしながら可能性を探り、ロードランナーのクリエイティブ・ディレクターの手を借りて、実現できたものなんだ」
また、コリィ・テイラーはこのように語っている。「アルバムを作り始めた時から、二つのパッケージで何か特別なものを作りたい、という思いがあった。二つのパッケージが組み合わさって、何か特別なものが出来上がる、という形のね。何ができるのか、何度も話し合っていたけど、実際出てきたプランは、最初の目論見を遥かに凌ぐ、とんでもないものになったね。実際にダミーが出来上がって自分で作ってみたんだけど、すごく混乱しちゃってさ、結局他の人に作り方を教えてもらっちゃったんだ。だから、ファンのみんなが実際にこの2枚のパッケージを手にして、試行錯誤しながら家を作り上げていく事を考えただけで、とても楽しくなってくるよ。たぶん2つのパッケージでこんな事をしたバンドは、今までにいないんじゃないかな?」
サウンド、物語、そしてパッケージ、全てが組み合わさって完成するこの『ハウス・オブ・ゴールド・アンド・ボーンズ』という壮大な物語。まず今週発売となるパート1を手にして、その物語の世界観、そしてパッケージへの期待感を募らせながら、コリィ・テイラー、そしてストーン・サワーが産み出す世界にのめり込んでほしい。
日本盤には、オリジナル収録の11曲に加え、日本盤のみボーナス・トラック1曲を追加収録している。
日本盤の収録楽曲は下記の通り:
1. Gone Sovereign
2. Absolute Zero
3. A Rumor of Skin
4. The Travelers, Pt. 1
5. Tired
6. RU486
7. My Name Is Allen
8. Taciturn
9. Influence of a Drowsy God
10. The Travelers, Pt. 2
11. Last of the Real
12. Gallows Humour (rough demo) (bonus track)