TUBEのギタリスト春畑道哉が12年ぶりの新作となるオリジナルミニアルバムを12月5日にリリースする。春畑道哉は1985年にバンド“TUBE”のギタリストとしてデビューし、27年に及ぶキャリアのなかでTUBEの数々のヒット曲の作曲を担当。その一方TUBEの活動と並行して1987年からソロ活動をスタートさせ、1992年のシングル「J’S THEME」は日本初のプロサッカーリーグであるJリーグオフィシャル・テーマソングとなり、1993年のJリーグオープニングセレモニーでは音楽を担当、国立競技場の5万人の観衆を前にライブを行った。 さらに2002年5月9日米国のギターメーカー・フェンダー社と正式にアーティストエンドース契約を交わし、エリック・クラプトンなどの人気、実力、影響力を兼ね備えたギター・プレーヤーのシグネチャモデルを誕生させてきたフェンダー社が日本人ギター・プレーヤーとして初めて春畑道哉モデルを発売。この事は日本のミュージックシーンにとって記念すべき出来事となった。また他アーティストへの楽曲提供も行うなど、その精力的な活動とメロディーセンス、そして類い稀なギターテクニックからもまさに日本を代表するギタリストの一人と言える。
今回のアルバムタイトルは「FIND MY PLACE」。春畑道哉が改めて自分自身と向き合い、いま一人のギタリストとして表現すべきこと、自分の立ち位置を再認識するというテーマに基づいて付けられたタイトルである。制作に入る前に春畑は、新たな側面をリスナーに感じ取って欲しいという思い、またライブツアーとレコーディングメンバーを固定したメンバーで回りたいという意志の下、共演ミュージシャンの人選を行なった。そして今回ドラマーに松田 弘(サザンオールスターズ)、日本を代表するインストゥルメンタルグループ“DIMENSION”のメンバーからKey小野塚晃とSax勝田一樹、スガシカオなど多数のアーティストをサポートして活動するベーシストの坂本竜太という、キャリア、スキル、実力全てを持ち得たこの4名のミュージシャンとタッグを組むことになった。
現在、アットホームな雰囲気の中レコーディングが順調に進行しているとのことだが、そんな中、春畑道哉のソロライブツアーも決定。(12月10日(月):Zepp名古屋/12月11日(火):Zeppなんば大阪/12月13日(木)/Zeppダイバーシティ東京)いったいこのメンバー達がどんなケミストリーを起こしどんなインストゥルメンタル作品が完成するのか、またこのメンバー達とでどんなライブを繰り広げるのか今から楽しみだ。
TUBEに関しては毎年恒例となっている夏の野外スタジアムライブ「TUBE Live Around 2012 -SUMMER ADDICTION-」を12月19日(水)にDVD&Blu-rayでリリースする。
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■春畑道哉オフィシャルHP