シンガーソングライター・井手綾香待望のメジャーファーストアルバム発売！肺の病から奇跡の復活を遂げた、グラミー賞ノミネートアーティストの祖父・ビル・ワトラスと共演した「ひだり手」も収録。

綾瀬はるか・新垣結衣らが出演するパンテーンTV CMソング「ヒカリ」が話題沸騰中！昨年のハイチオールＣプラスCMソング「雲の向こう」、代々木ゼミナール TV CMソング「風をつかまえて」など、その声を聴かない日はないほど注目を浴びている18歳のシンガーソングライター・井手綾香。本日4月25日、これまでの井手綾香が一枚に詰まった、まさにベストアルバムといえるメジャーファーストアルバム『atelier』がいよいよ発売された。彼女が満を持して発表した今作の中には“家族への想い”、“音楽のルーツ”を語るうえで欠かせない大切な1曲が収録されている。

メジャーデビューの道がひらけた頃、祖父であり尊敬するアーティスト、ビル・ワトラス（72）（1976年にグラミー賞にノミネートされたジャズトロンボーン奏者）から、歌声の伸ばし方やヴィブラートについて、国際電話越しにアドバイスを受けたという井手綾香。彼女が自ら作詞・作曲した楽曲を、片言の日本語で「素晴らしい！」と絶賛してくれた祖父の言葉が、不安で押しつぶされそうになっていた彼女の気持ちを支えてくれたという。デビュー以降、いつしか「夢はなんですか？」と聞かれると、「尊敬するおじいちゃんと共演することです」と答えるように。ところが、メジャー1stアルバムに収録予定の楽曲で、ビル氏にトロンボーン演奏を依頼しようとしていた矢先、彼は肺に病を患い、入院する事になってしまった。そんな中、母への想いをうたにした「ひだり手」という楽曲が誕生。「この曲は私の大切な人のことを曲にしようと思って書きました。私の場合…それはお母さんだったんですね。大きくてゴツゴツしているんですが、その手で、毎朝毎朝ご飯を作ってくれたりとか、私を抱っこしてくれたりと、ずっとお世話してくれた手なんです。そこに何かものすごい愛というか優しさを感じて、その左手を見て、お母さんに対しての感謝の気持ちがふっと湧いてきて、この曲を書きました。」「ピアノに向かってメロディを奏で、歌詞をのせていくなか、この曲におじいちゃんのやわらかいトロンボーンの音色が加わるとどんなに素敵だろうって。夢が叶うならお母さんへの想いを歌ったこの曲におじいちゃんのトロンボーンがはいると、“家族”で生み出した曲になるなぁ！って。」

そして奇跡が起きた。肺の病気を患っていたビルが驚異的な回復を見せ、秋には退院。昨年11月、ビルの住むロサンゼルスへ、母・メロディとともに訪れ、そこで、ビル・ワトラス、井手・メロディ・ワトラス、そして井手綾香、親子三代の再会が実現。翌日からビルお気に入りのスタジオであるEntourage studios（テンプテーションズやシェリルクロウら数多くのアーティストが使用しているスタジオ）にてレコーディングが開始された。
「今まで「夢は何ですか？」って聞かれると、『おじいちゃんと共演することです』って答えていたんですが、それが一番最初のアルバムで叶っちゃうなんて！あの時間は宝物ですね。「ひだり手」はトロンボーンとピアノと声だけの曲なんですが、おじいちゃんもメロディを気に入ってくれて、彼の力ですごく素敵な曲になりました。」

レコーディングは2日間で終了。もう一日はアトリエを貸し切って、綾香がビルの肖像画を描くというミュージックビデオの撮影を行い、高校三年間、美術学科に通った彼女は、優しくやわらかいビルの笑顔を肖像画として描いた。このミュージックビデオは、ファーストフルアルバム『atelier』の初回限定盤のDVDに収録されている。

また、iTunes Storeではこのアルバムのリリースを記念して、彼女が初めてショーケースライブをおこなった際の
貴重なライブ音源が収録された＜atelier〜ボーナストラックバージョン＞がリリースとなった。

＜リリース情報＞
井手綾香メジャーファーストアルバム『atelier』（アトリエ）
2012年4月25日発売
初回限定盤：CD＋DVD VIZL-463 3,500(tax in)
通常盤：CD 通常盤 VICL-63849 3,000(tax in)