来年デビュー10 周年を迎える一青 窈。10 月に福生市民会館からスタートした全国ツアー「一青窈 Tour2011“瞬き”」。全22 公演、全国各地に歌を届け12 月16 日に東京・かつしかシンフォニーヒルズにて年内最終公演を終了した。
「今年は目を覚ましたら新しいニュースが流れていて、大変な年でした。だからこそ瞬きをしてる間にも、常にいろんなことを感じていたい」(一青談)という思いでスタートしたこのツアー。昨年映画化された代表曲「ハナミズキ」ほかヒット曲はもちろん、小林武史、武部聡志プロデュースの未発表曲「とめる」や、今後新たな代表曲になるであろう新曲「道案内」も披露。会場のファンを心をぐっと引き付けた。
そして毎回ツアーで数々の昭和の名曲をカバーしてるなか、今回特に多くの人の心に響き大絶賛だったのが1975 年に発売された中島みゆきの「時代」カバーバージョン。前回のツアーでも大好評だったこの曲は、大震災後の今の日本人の心に深く深く沁みる一曲となった。
来年デビュー10 周年に向けて、これから更に精力的に活動するなかで、まずは10 周年記念として「10 ヶ月連続配信企画」をスタート。第一弾はツアーで大好評の「時代」のカバーバージョンを12 月1 日から配信。その「時代」も収録予定の自身初となる昭和歌謡曲カバーアルバムも来春に発売決定。さらに来年発表される新曲はアニメ主題歌、夏には映画主題歌、そして2 年ぶりに待望のオリジナルアルバムの発売も決定した。
さらに今回の「一青窈Tour2011“瞬き”」が好評につき2012 年5 月下旬から7 月下旬まで追加公演も決定。年明けには新情報の発表も控え、10 周年のアニバーサリーイヤーはアグレッシブな年になるだろう。
<一青談>
これ以上、どんな絶望を目の当たりにすれば
”涙は枯れ果て(時代の冒頭の歌詞より)”るのだろうか、
と肩を落とした時期も ありましたが、
私にはまだあふれる涙があります。
言葉なんかじゃ、ちっとも励ましにならないと
涙する自分を恥ずかしくも思いましたが
やがて、何度も書き直した後に、「道案内」(新曲)という詩が書けました。
それもリリースする予定で アルバムを作っている最中なので、
早くお届けしたい気持ちでいっぱいです。
【リリース情報】
2011 年12 月4 日配信スタート
一青窈「時代」
http://recochoku.com/hitotoyo/jidai/